【はたらくをはなそう】遊中川店長 柳澤陽子

柳澤陽子
(遊 中川 天神岩田屋店 店長)

2012年5月直営店スタッフとして入社。
2013年3月 同店店長となる。

私の初めての仕事は学生の頃にアルバイトで勤めた
駅前の小さな雑貨店でした。
思い返してみると、かなり小さい頃から
「プレゼントを自分で包める様になりたい」という思いが強かった様です。
贈り物が届くと、まず包装紙を開いて、また元通りに包み直す。
紙がしわくちゃになるまで、いろんなカタチの物を包むコトが好きでした。
自分の中の「好きなコト」の始まりがいつからなのかはわからないけれど、
今の私も相変わらず贈り物を包む事が楽しくてたまらないままです。

中川政七商店には自社の製品はもちろん、全国各地のパートナー企業さんと
一緒に考え、作った製品がたくさんあります。
「作るコト」が好きな職人さん。
「売るコト」が好きな販売スタッフ。
商品が出来上がるまで。出来上がってから。ではなく、
「さぁ、何を作ろうか?」のスタートからお客様の手に渡るまでを
語るコトの出来る会社。

例えると毎日のごはん。
今日のごはんは何にしようかな?と季節感や、彩り、栄養のバランスを
考えて、「美味しいって言ってくれるかな?」とワクワクしながら作った
商品が店頭に並んでいます。
店舗に立って1番楽しい事は「これは隠し味としてこういう工夫が施されて
いるんです!」と工程を話す事でワクワクがお客様に伝わった時です。

人は一人では何も出来ません。
一緒に共感出来る相手が居てくれるからこそ楽しいですし、
頑張ろうと思えます。
中川政七商店は「これが好き!」というマニアックな人が多い会社だと
感じます。
今の自分にできる事で、周りに小さなお返しが出来たら嬉しいです。

【はたらくをはなそう】商品企画・デザイナー 田出睦子

田出睦子
(遊 中川クリエイティブディレクター/商品企画課企画)

2000年入社。
デザイナー、商品企画課課長を経て2009年遊 中川ブランドマネージャー、
2014年遊 中川クリエイティブディレクターに就任。商品企画課企画・TO&FROコンサルアシスタント、展示会担当を兼任。

1999年に中川政七商店で学生アルバイトを始め、今年で14年目。
中川の「みかん箱」時代を知る数少ない社員となりました。
中川政七商店に新卒で入社し一度も転職したことがないのですが、
会社の動きにあわせていると4回は転職しているように思えます。

この会社で続けてこられたのは、変化を楽しんでいたからだと思います。
そして「なんとかなるだろう精神」で頭から突っ込む。
武器と食料は現地調達する。
そうしないと、スピードに負けていました(笑)。

昔に比べ組織が大きくなった今、
ブランドマネージャー制ではなくブランドユニット制となり、
チームでより大きな力を発揮することが求められています。
その中での学びを活かし自分が出来る仕事の範囲を広げられればと思っています。

「考えただけでワクワクする!」
と言えるような企てが出来れば最高!
そうなるように、がんばります!

【はたらくをはなそう】生産管理課課長 高原博治

高原博治
(販売部卸売課 課長/商品部生産管理課 課長)

2007年入社。販売部卸売課の地区担当を経て、
2009年販売部卸売課課長に就任。
また、同2009年より商品部生産管理課課長を兼任。
運送費削減や、商品の入出庫システム構築など、
流通関連の改善を主に担当。
年3回の展示会運営も担当しています。

そもそも、仕事というものについて考えてみると、
生活するお金を稼ぐためにする場合や、
自分の成長のためにする場合、
好きなことをしていたいからする場合など様々です。
当然これらが混ざり合っているわけですが、
中川政七商店の社員を見まわしてみると、
ポジティブな動機で働いている人が多いように思えます。

僕の場合はというと、必要とされる自分でいたいということが動機です。
必要とされるところでしっかり働けるって、粋に感じるところもあり、
とても幸せなことだと思うのです。
だから僕の仕事のスタンスは、「頼まれた仕事は絶対に断らない」です。

でも人に必要とされ仕事を頼まれるには、
それなりのものが必要だと思っています。
それは専門的技能の時もあれば、プロジェクトを進めるための
ビジネススキルやコミュニケーション能力であったりなど、
仕事内容により求められるものは様々ですが、
どんな場合でも必要なのは、
「信頼して任せてもらえる実績」ではないでしょうか。
この人と一緒に仕事をしていたら安心だし間違いないと思われるような、
安定感を与えつつ仕事ができれば、きっと成果も上がります。
当然ながら、実績というものは、これまでの仕事の結果の積み重ねです。
でもそれは、大きな仕事の結果だけではありません。
日々のひとつひとつの仕事にしても、
常に誰かに見られているものだと思いますし、
どんな小さな仕事でも、上司から仕事を頼まれるということは
試されているのだと思って間違いはありません。
期待するから仕事を頼むのであって、
その過程や到達度は必ず見られているものです。
ここに妥協を持ち込んでは、さぼるのと同じだと僕は思っています。
当たり前の事ですが、仕事というものに対し、
緊張感を持って全力で取り組むということを忘れたくはないですね。
スポーツでも勉強でも斜に構えて流すように適当にやっていては
何の面白味も無いですよね。
仕事も同じです。

すこし厳しい文章になりましたが、
どんなときも、緊張感を忘れず、全力の姿勢でいるからこそ
楽しいことも多いと思うのです。

入社して7年経ちますが、まだまだ僕には足りないところがたくさんです。
今日も明日も人に必要とされる自分で居続けられるよう、精一杯努めます。

【はたらくをはなそう】日本市デザイナー 羽田えりな

羽田えりな
(日本市ブランドマネージャー/商品部商品企画課 デザイナー)

2009年入社。新卒2期生。
遊中川のデザイナーを経て、2013年日本市ブランドマネージャーに就任。
日本市のお正月飾りをはじめとする「縁起の良い商品」をメインに担当する、おめでたいデザイナーでもあります。

暮らしを楽しくする商品を生み出している以上、デザイナーである自身は、常に明るく元気よくいたいと思っています。
きっとそうでないと、生まれた商品にも人をハッピーにさせる力は宿りません。負のオーラをまとったデザイナーがつくったお正月飾りなんて、誰も飾りたくないですよね!

とはいえ人間なので、気持ちが落ち込み、後ろ向きな発言をしてしまうこともあります。
でもそんなときは言うだけ言って、最後には「うそうそ!みんなごめんね!」と周りの試作中サンプルたちに声をかけ、フォローをしています。(笑)
くだらないかもしれませんが、こんな風に愛情の込め方ひとつで完成度は見違えるほど変わるんですよ!

「縁起物が似合う」なんて誰から言われたわけでもないのですが、
入社して初めて担当したお正月飾り「福鈴なり飾り」がきっかけで、おめでたいものに興味が湧きました。
本を読んだり、仕事関係なく縁起のよさそうな場所、行事を訪れたりを繰り返し、知識を増やし、デザインのリソースにし…ということを夢中でしているうち、気が付けば日本市というおめでたいブランドを担当させてもらえることに。
「『なりたい自分』があるのなら、すでに『なったつもり』で行動しなさい」という意味を持つ英語のことわざが好きなのですが、まさにそれを実感したここ1年です。

好きな仕事ばかりできるわけではありませんが、
商品化決定会議でプレゼンし、みんなのハートがつかめたときはとにかく楽しいです!辛かったことなんて一気に全部吹き飛びます。
そして、晴れて世に出た商品を、お店で楽しそうに選んでくださっているお客さまをお見かけするのが、本当に涙が出るほどうれしいです。いつも心のなかで「ありがとうございます!」と叫んでいます。
自分がデザインした商品で誰かの心が明るくなれば、これ以上幸せなことはありません。デザイナーになって何年経っても、この気持ちは変わらずです。

ブランド全体をコントロールするマネージャー業はまだまだ未熟で、右往左往しています。
政七商店の細萱さんはじめ、先輩ブランドマネージャーの方々に助けていただいてばかりの日々ですが…!
自己目標である「日本一縁起の良いブランドマネージャー」に、「なったつもり」で行動していきます。

みなさま、今後ともご指導、ご声援のほど!どうぞよろしくお願いいたします!

【はたらくをはなそう】大日本市店長 松本奈緒

松本奈緒
大日本市 広島パルコ店 店長

2009年直営店スタッフとして入社。
2011年に遊 中川 広島福屋店店長に就任。
2013年から現職。

入社して5年目ですが、私の根っこの部分は大きく変わっていません。
スタッフとして働くことも、店長として働くことも、まずは自分が今できることを考えて、とにかく最大限やってみる!ということです。

社員になるということを、最初から考えていたわけではありません。
もっと商品やものづくりについて知りたいな、本社で働く人はどんな仕事をするのかな、私がもっとレベルの高い仕事ができれば、店長さんは自分の時間を有効的に使えるのかな…という気持ちから今の私があります。

それは店長を任されている今でも変わりません。
ちょっとの興味と、誰かの役に立ちたい気持ちが原動力です。
やってみて失敗することは沢山あるけれど、やってみないと失敗するかは分からないので、思いついたら行動するまでをひとつの流れにしています。

新しいことを始める時は勇気が要ります。
変化することを嫌うのではなく、できるだけ楽観的にチャレンジできるような雰囲気をつくることを大事にしています。「何とかなる」と口にしていると、意外と何でもできるものです。

楽しい雰囲気をつくるには、自分が嬉しい、楽しいと感じたことを伝えるのが一番だと思っています。
スタッフの細かい心遣いやアイデアで、突破口が開けることが沢山あります。だからこそ、ありがとう、助かったよ!と感じたことは言葉で伝えるようにしています。

私の役目は、本社とスタッフを繋ぐ架け橋だと思っています。
人によって性格が違うように、ひとりひとり持ち味も違います。ものづくりの背景や商品の良さを理解した上での、表現方法や伝え方はやはり全く違います。
スタッフが真摯に商品と向き合い、学び、自分なりの言葉でお客様に伝えて感動して下さる、お互いに笑顔が零れる。その瞬間に、役目をきちんと果たせている、と感じます。

皆の力で仕事ができている、そしてそれを活かせている、と感じる時がとても幸せです。

【はたらくをはなそう】遊中川店長 早川華津子

早川 華津子
(遊 中川 atre吉祥寺店 店長)

2011年、直営店スタッフとして入社。
粋更kisara 表参道ヒルズ店、遊 中川 ecute上野店勤務を経て、
2012年 遊 中川 田園調布ガーデンサイト店 店長に就任。
2013年から現職。

自分が好きだと思えることを仕事にしたい!とは、
社会人になる以前から漠然と考えていました。
それは今も変わっていません。

好きと思える仕事を「熱(ねつ)」をもって取り組み、そして楽しむ。
どんな環境に置かれても、楽しむポイントを見つけだすことを心がけています。
変化には柔軟に対応できる方かな、と思っています。
一度は無理かもしれない、、と立ち止まるのですが、
そこからムクムクと挑戦してみよう!まで気持ちの切り替えは早い方です。

楽しむのうら側には、葛藤や悩みなどあるものですが、
だからこそそれができたときの喜びはひとしおです。

次へすすむ活力になるのは、仕事でかかわるお客さま、また社内の人たちと化学反応があったと感じたときです。
これからも楽しむ気持ちを忘れずに、日々仕事に向き合っていきます。