吉岡聖貴
(日本市ブランドマネージャー)
2013年入社。
小売課スーパーバイザー、オペレーションマネージャーを経て、
2014年日本市ブランドマネージャーに就任。
薫玉堂のコンサルティングアシスタントも担当しています。
生まれ故郷の九州から奈良へ引っ越してきた2年半前、
当時はあんなに関西の食や方言が憂鬱だったのに、
今ではすっかりその暮らしを楽しむ毎日を過ごしているなと
思うと、自分の順応ぶりにびっくりします。
社会人になり、いろんな方と一緒にお仕事をする中で思うのは、
強いチームには沢山の共有知が存在するということです。
それはつまり、改めて口にしなくてもわかっている「何か」を
互いに共有しているということ。
「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、
語り合い、感じ、体験を共有する時間を重ねることで
知らないうちにいろんな暗黙知が生まれていて、
それが仕事の成果に繋がったのかなと感じることが
今までにも幾度となくありました。
なので、私が仕事で大切にしているのは、
一緒に働くみんなとのコンテクスト(共有知)を育むこと。
尊敬する象設計集団の言葉です。
中川政七商店の社員、そして、これまでとこれから関わる
日本全国いろんな地域の皆さんとの繋がりを大切に、
困った時には助け合いながら、
時には美味しいご飯を食べながら(笑)、
10年先も繋がっていられるようなチームでありたいと思います。
投稿者: 白石雄太
【はたらくをはなそう】中川政七商店SV 萩原由起子
萩原由起子
(中川政七商店ブランドユニット)
2007年入社。
粋更kisara梅田店、丸の内店の店長を経て、
2012年直営店スーパーバイザーに就任。
店舗運営指導、新店準備、スタッフ採用教育を担当。
2014年から奈良本社勤務。
現在は中川政七商店ブランドユニットに所属しています。
私は店舗スタッフとして入社した日から、
接客させていただくお客様にとって本当に価値があると思う商品しか、
おすすめしたことがありません。
私だったらお世辞で褒められるよりも、
本心で指摘をしてもらえる方が嬉しい。
人を導く立場になってからも
できるだけ相手に伝わる、本心の言葉を選ぶように心がけています。
私が働くうえで大事にしていることは
「嘘をつかない」ことです。
人として、は当然そうなのですが、
仕事に対して嘘をつかない、嘘のない仕事がしたいと思っています。
そのために、「もし自分が相手の立場だったら」という想像はいつもしていて、
そうすることで相手が受け取りやすいボールを投げることもでき、
相手はまた、私が受け取りやすいようにボールを返してくれるように思います。
その少しずつの気配りが仕事を円滑にし、楽しくしてくれます。
入社から8年目。やりたいことをただ必死にやってきた20代とは違い、
誰かのために私ができることは何か?を考えることが
今の働く基準に変わってきたように思います。
新しい仕事を任せてもらえたときにも、
ただ言われた通りにやるのではなく、
まず納得できるまでゴールを考え抜き、チームの中で自分がやるべきことを描き、動く。
同じ仕事なら、相手にも、自分にも嘘をつかずにまっすぐと向き合いたい。
時々、そんな自分が面倒くさくもなりますが(笑)
その方が仕事はずっと楽しくなると信じています。
自分の心に嘘をつくような仕事は楽しいと感じることができません。
「自分に嘘をつかなくても良いから」 というのが
私が中川政七商店で働く理由かもしれません。
中川政七商店には、この人と一緒に働きたいと思える人がたくさんいます。
そして私も、「またあの人と一緒に働きたい」と思ってもらえることが何よりも嬉し
く、励みになります。そういう人でありたいです。
【はたらくをはなそう】遊中川店長 森美沙
森美沙
(遊 中川 札幌パセオ店 店長)
2011年 直営店スタッフとして入社
同年11月 同店店長となる
現在に至る
オープニングスタッフとして入社し気がつけば5年目になりました。
はたらくうえで私が大切にしていることは常にフラットな状態を維持することです。
いいことも悪いことも受け止める自分次第で変わると思っています。
どんなことでも自分を成長させてくれることに変わりはありません。
そのためには視野をせまくせず、自分にできることを考えて行動していくしかないと思っています。
自分の感情や体調に振り回されて正しい判断ができないことは勿体ないと思います。
そうならないためにも今の自分の状態やクセを把握するように気をつけています。
もちろん常に前向きにいられる時ばかりではありません。
余裕がなくなってしまうこともあります。
そんな時こそ自分の状況や感情によって考えが偏っていないか一度考えるようにしています。
「人生は楽しいこと半分、つらいこと半分」
まだまだ未熟でうまくいかないことも多いですが、そうすることで変化も受け入れられますし広く物事を見られるような気がしています。
お客様はもちろんのこと、一緒にはたらく方々に私と一緒に仕事をしてよかったと思ってもらえると嬉しいです。
一緒にはたらいている方々が褒められているのを聞くのも好きです。
少しでも記憶に残れるような、歯車のひとつのように縁の下でだれかの助けになれるような存在になっていけるよう頑張っていきます。
【はたらくをはなそう】遊中川店長 柳澤陽子
柳澤陽子
(遊 中川 天神岩田屋店 店長)
2012年5月直営店スタッフとして入社。
2013年3月 同店店長となる。
私の初めての仕事は学生の頃にアルバイトで勤めた
駅前の小さな雑貨店でした。
思い返してみると、かなり小さい頃から
「プレゼントを自分で包める様になりたい」という思いが強かった様です。
贈り物が届くと、まず包装紙を開いて、また元通りに包み直す。
紙がしわくちゃになるまで、いろんなカタチの物を包むコトが好きでした。
自分の中の「好きなコト」の始まりがいつからなのかはわからないけれど、
今の私も相変わらず贈り物を包む事が楽しくてたまらないままです。
中川政七商店には自社の製品はもちろん、全国各地のパートナー企業さんと
一緒に考え、作った製品がたくさんあります。
「作るコト」が好きな職人さん。
「売るコト」が好きな販売スタッフ。
商品が出来上がるまで。出来上がってから。ではなく、
「さぁ、何を作ろうか?」のスタートからお客様の手に渡るまでを
語るコトの出来る会社。
例えると毎日のごはん。
今日のごはんは何にしようかな?と季節感や、彩り、栄養のバランスを
考えて、「美味しいって言ってくれるかな?」とワクワクしながら作った
商品が店頭に並んでいます。
店舗に立って1番楽しい事は「これは隠し味としてこういう工夫が施されて
いるんです!」と工程を話す事でワクワクがお客様に伝わった時です。
人は一人では何も出来ません。
一緒に共感出来る相手が居てくれるからこそ楽しいですし、
頑張ろうと思えます。
中川政七商店は「これが好き!」というマニアックな人が多い会社だと
感じます。
今の自分にできる事で、周りに小さなお返しが出来たら嬉しいです。
【はたらくをはなそう】商品企画・デザイナー 田出睦子
田出睦子
(遊 中川クリエイティブディレクター/商品企画課企画)
2000年入社。
デザイナー、商品企画課課長を経て2009年遊 中川ブランドマネージャー、
2014年遊 中川クリエイティブディレクターに就任。商品企画課企画・TO&FROコンサルアシスタント、展示会担当を兼任。
1999年に中川政七商店で学生アルバイトを始め、今年で14年目。
中川の「みかん箱」時代を知る数少ない社員となりました。
中川政七商店に新卒で入社し一度も転職したことがないのですが、
会社の動きにあわせていると4回は転職しているように思えます。
この会社で続けてこられたのは、変化を楽しんでいたからだと思います。
そして「なんとかなるだろう精神」で頭から突っ込む。
武器と食料は現地調達する。
そうしないと、スピードに負けていました(笑)。
昔に比べ組織が大きくなった今、
ブランドマネージャー制ではなくブランドユニット制となり、
チームでより大きな力を発揮することが求められています。
その中での学びを活かし自分が出来る仕事の範囲を広げられればと思っています。
「考えただけでワクワクする!」
と言えるような企てが出来れば最高!
そうなるように、がんばります!
【はたらくをはなそう】生産管理課課長 高原博治
高原博治
(販売部卸売課 課長/商品部生産管理課 課長)
2007年入社。販売部卸売課の地区担当を経て、
2009年販売部卸売課課長に就任。
また、同2009年より商品部生産管理課課長を兼任。
運送費削減や、商品の入出庫システム構築など、
流通関連の改善を主に担当。
年3回の展示会運営も担当しています。
そもそも、仕事というものについて考えてみると、
生活するお金を稼ぐためにする場合や、
自分の成長のためにする場合、
好きなことをしていたいからする場合など様々です。
当然これらが混ざり合っているわけですが、
中川政七商店の社員を見まわしてみると、
ポジティブな動機で働いている人が多いように思えます。
僕の場合はというと、必要とされる自分でいたいということが動機です。
必要とされるところでしっかり働けるって、粋に感じるところもあり、
とても幸せなことだと思うのです。
だから僕の仕事のスタンスは、「頼まれた仕事は絶対に断らない」です。
でも人に必要とされ仕事を頼まれるには、
それなりのものが必要だと思っています。
それは専門的技能の時もあれば、プロジェクトを進めるための
ビジネススキルやコミュニケーション能力であったりなど、
仕事内容により求められるものは様々ですが、
どんな場合でも必要なのは、
「信頼して任せてもらえる実績」ではないでしょうか。
この人と一緒に仕事をしていたら安心だし間違いないと思われるような、
安定感を与えつつ仕事ができれば、きっと成果も上がります。
当然ながら、実績というものは、これまでの仕事の結果の積み重ねです。
でもそれは、大きな仕事の結果だけではありません。
日々のひとつひとつの仕事にしても、
常に誰かに見られているものだと思いますし、
どんな小さな仕事でも、上司から仕事を頼まれるということは
試されているのだと思って間違いはありません。
期待するから仕事を頼むのであって、
その過程や到達度は必ず見られているものです。
ここに妥協を持ち込んでは、さぼるのと同じだと僕は思っています。
当たり前の事ですが、仕事というものに対し、
緊張感を持って全力で取り組むということを忘れたくはないですね。
スポーツでも勉強でも斜に構えて流すように適当にやっていては
何の面白味も無いですよね。
仕事も同じです。
すこし厳しい文章になりましたが、
どんなときも、緊張感を忘れず、全力の姿勢でいるからこそ
楽しいことも多いと思うのです。
入社して7年経ちますが、まだまだ僕には足りないところがたくさんです。
今日も明日も人に必要とされる自分で居続けられるよう、精一杯努めます。