【あの人が買ったメイドインニッポン】#64 スープ作家の有賀薫さんが“一生手放したくないもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

ゲストは引き続き、スープ作家の有賀薫さん。今回は「一生手放したくないメイドインニッポン」についてのお話です。

それでは早速、聴いてみましょう。

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有賀薫さんが一生手放したくないメイドインニッポン

有賀薫さんが“一生手放したくない”メイドインニッポンは、「RIN&CO. 漆のうつわ」でした。


ゲストプロフィール

有賀薫

スープ作家。1964年東京生まれ。
2011年から10年間にわたり毎朝スープを作り続け、TwitterやnoteなどSNSに投稿する。素材を生かしたシンプルなスープが現代の忙しい暮らしに合うと人気。著書に『スープ・レッスン』『ライフ・スープ』『有賀薫の豚汁レボリューション』など多数。最新刊は『おうちごはんは、日々のくりかえし。』


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


番組へのご感想をお寄せください

番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回は、デザイナーの吉田勝信さんにお話を聞いていきます。12/13(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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スタイリスト・菅野有希子さんに聞く、お正月飾りの飾り方のコツ

12月に入り、いよいよ次の年がもうすぐそこに。これまでお正月には、鏡餅を飾るのみでしたが、もう少し素敵なしつらいを考えたい。何より、今年引っ越した家にはニッチ(飾り棚)があって、そのスペース、鏡餅だけではちょっと寂しいのです。

そんな個人的な願望もあいまって、スタイリストの菅野有希子さんに、お正月飾りのスタイリングを教えてもらいました。

菅野有希子さん

テーブルコーディネーター /プロップスタイリスト
会社員を経て2016年独立。雑誌・書籍・WEBメディア等で、食からインテリアまでライフスタイル提案のスタイリングを幅広く手がける。
”暮らしを楽しむ”をテーマに小規模な撮影ではフォトグラファーを兼ねることも。
リノベーションしたマンションで一人暮らしするうつわ愛好家。

季節の景色を家に取り入れる魅力とは?

まずは、菅野さんがどんな風に、季節ごとのしつらいを楽しんでいるか聞いてみました。

秋のお花やキャンドルを飾って少し雰囲気を変えた様子

「私の家は飾る場所が豊富にあるわけではないのですが、キッチンの隅や洗面所の棚の一部など、ささやかな場所で季節ごとの模様替えを楽しんでいます。

家づくりって、1回インテリアが決まると大体フィックスしてしまって、変化させにくいと思います。そういう時に1コーナーだけでも、季節ごとに変えてみることで、フレッシュな気持ちになるのがいいところですね」

お正月の鏡餅に見立ててスツールの上に飾った様子

「新鮮な景色になることに加えて、暮らしに句読点を打つ意味もあると思います。忙しく過ごしていると、なんとなくバタバタと過ぎていってしまって、いつの間にか1年が終わっている、なんてこともあると思うんですけど…
季節の変わり目に少しずつフレッシュな景色を作ることで、流れていってしまう日常に、きちんと自分の中で区切りをつけて次に進んでいけるように思います」

中川政七商店のお正月飾りをスタイリング

たしかに、大人になると学期や学年の区切りはなく、日々は連続的に続いていくもの。季節を取り入れることで、自分でリズムを作るというのは、大切にしたい考え方です。
中でもお正月は1年の区切りとして、大切にしたいですよね。そこで、自宅で取り入れやすいお正月飾りをテーマに、3パターンのスタイリングを作っていただきました。

「お正月の飾りものは、赤や金銀の色味が多いと思いますが、この招福干支みくじと迎春置き飾りはどちらもポップで可愛いカラーですよね。そのポップさを活かしつつ、日常に溶け込む感じにするにはどうしたらいいかなと考えて、手軽に取り入れられるようなアイテムを添えてみました。

枡は、お正月に皆が集ってお酒を飲む景色から連想して。重ねて置くことで動きが出て、にぎやかしにもなるし可愛いと思います。こんな風に、必ずしも飾りものではなくても、置いてみて可愛いものがないかなと考えて組み合わせています。一般的な生活雑貨や食器など、暮らしの景色に溶け込んでいるものを使う方が、生活空間に馴染みやすいというメリットも。

背景に貼っているカードは、あえて英語の文字でハッピーニューイヤーと書きました。ちょうどいいデザインのものがない時には手作りして、自分なりの遊び心をいれるのも楽しいと思います」

「こちらは、巳の張子飾りの表情がユーモラスで可愛かったので、そこを中心に考えました。
私自身、仕事でスタイリングする時にも使っているのですが、飾る時に主役と脇役を作ると考えやすいです。これを飾りたいというものがあったら、それを主役だと仮定して、主役に花を添えるような小物を足しながらバランスを取るように考えてもらうといいのかなと思います。

あとは、お正月の飾りとして分かりやすい印象を作るために、それぞれのモチーフの色を赤でリンクさせているのも特徴です。迷ったら色を統一するというのも飾り方のコツの1つです。

底面に散らせた小さな組紐は、椿の花が少し散っているように見立てています。すべてが大きいものになるとバランスが悪いと思ったので、小さなものを追加してバランスを整えました。
家だったら、壁面のつるかめ注連縄飾りはなくても十分ですが、今回は、もともとイベント用に作ったスタイリング。空間が広かったので、寂しく見えないように、相性のよさそうなつるかめ注連縄飾りを添えてまとめました」

「最後は、鏡餅から考えたスタイリング。お正月ということで、鏡餅は絶対に使いたいと思って選びました。そのまま飾ってももちろん素敵なんですけど、ちょっとアレンジしてケーキのように見立てるのも面白いかなと思って、ガラスのケーキスタンドの上に置いてみました。
鏡餅ってわりと和の印象が強いので、洋風の空間にも馴染みやすいように土台の部分をケーキスタンドに変えて、ポップな雰囲気にしてみました。

干支の鈴飾りもユーモラスで可愛いかったので、蛇がケーキを食べたいと思って見ているような感じで置いています。

あとは背景に何かあった方が寂しくないと思ったので、フレームにちりめんの布を入れて立て掛けて置いてみました。背景に飾るものってちょうどいいものがないことも結構あると思うんですけど、布を飾るのは色んなシーンで取り入れやすいと思います。

ケーキスタンドの上にあるカラフルなものは、羽子板の羽根の小さいものです。カラフル可愛かったので、差し色みたいな感じでケーキスタンドに添えてました。あえて可愛らしい感じに振り切るならこういうのも面白いのかなと思います」

「今回のスタイリングは、家に取り入れたくなるような愛嬌や取り入れやすさをテーマに作ってみました。どういうテーマや雰囲気で飾るかが決まるとスタイリングしやすいと思います。

実際、飾り方のHow toよりも、そもそもどう飾りたいのかが分からないとご質問いただくことも多いんですよね。
まずは、誰かのsnsで見た飾りかたが素敵だったなとか、人の家に遊びに行った時のあれが可愛かったなみたいな、自分がいいと思ったものをある程度自分の中に溜めていくことが大切かなと思います。
人のスタイリングを見ることが自分の基準を作る参考になると思うので、今回のスタイリングが皆さんの参考になれば嬉しいです」

<関連特集>

<掲載商品>
招福干支みくじ
迎春置き飾り
張子飾り 首ふり巳
つるかめ注連縄飾り
鏡餅飾り 小
干支の鈴飾り 巳

写真:菅野有希子
文:上田恵理子

【あの人が買ったメイドインニッポン】#63 スープ作家の有賀薫さんが“旅先で出会ったもの”

こんにちは。
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ゲストは引き続き、スープ作家の有賀薫さん。今回は「旅先で出会ったメイドインニッポン」についてのお話です。

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有賀薫さんが旅先で出会ったメイドインニッポン

有賀薫さんが“旅先で出会った”メイドインニッポンは、「くるみの木の和ふきん」でした。


ゲストプロフィール

有賀薫

スープ作家。1964年東京生まれ。
2011年から10年間にわたり毎朝スープを作り続け、TwitterやnoteなどSNSに投稿する。素材を生かしたシンプルなスープが現代の忙しい暮らしに合うと人気。著書に『スープ・レッスン』『ライフ・スープ』『有賀薫の豚汁レボリューション』など多数。最新刊は『おうちごはんは、日々のくりかえし。』


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


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番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
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次回も引き続き、スープ作家の有賀薫さんにお話を聞いていきます。12/6(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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【あの人が買ったメイドインニッポン】#62 スープ作家の有賀薫さんが“毎日使っているもの”

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今回からゲストは、スープ作家の有賀薫さん。今回は「毎日使っているメイドインニッポン」についてのお話です。

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有賀薫さんが毎日使っているメイドインニッポン

有賀薫さんが“毎日使っている”メイドインニッポンは、「家事問屋のお玉」でした。


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有賀薫

スープ作家。1964年東京生まれ。
2011年から10年間にわたり毎朝スープを作り続け、TwitterやnoteなどSNSに投稿する。素材を生かしたシンプルなスープが現代の忙しい暮らしに合うと人気。著書に『スープ・レッスン』『ライフ・スープ』『有賀薫の豚汁レボリューション』など多数。最新刊は『おうちごはんは、日々のくりかえし。』


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


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番組をご視聴いただきありがとうございました。
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次回も引き続き、スープ作家の有賀薫さんにお話を聞いていきます。11/29(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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【あの人が買ったメイドインニッポン】#61 建築家の中村好文さんが“一生手放したくないもの”

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中村好文さんが一生手放したくないメイドインニッポン

中村好文さんが“一生手放したくない”メイドインニッポンは、「竹の定規(ものさし)」でした。


ゲストプロフィール

中村好文

建築家。1948年千葉県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。建築設計事務所勤務を経て、東京都立品川職業訓練校木工科で家具製作を学ぶ。81年レミングハウスを設立。87年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。2014年~多摩美術大学環境デザイン学科客員教授。主な著書に『百戦錬磨の台所 vol.1、vol.2』(学芸出版社)、『住宅巡礼』『住宅読本』『意中の建築』(以上新潮社)、『食う寝る遊ぶの小屋暮らし』(PHP研究所)など多数。


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高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


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次回は、スープ作家の有賀薫さんにお話を聞いていきます。11/22(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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【あの人が買ったメイドインニッポン】#60 建築家の中村好文さんが“自分で作ったもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

今回からゲストは、建築家の中村好文さん。今回は「自分で作るおすすめメイドインニッポン」についてのお話です。

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中村好文さんが自分で作るおすすめメイドインニッポン

中村好文さんが“自分で作るおすすめ”メイドインニッポンは、「正座用の座椅子『Za』」でした。

中村好文さんには、阪急うめだ本店9F祝祭広場にて開催する「6日間限りの家政学校」のトークイベントに、スピーカーとして登壇いただきます。
11/9(土)13時~14時を予定しています。予約不要でご参加いただけます。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。


ゲストプロフィール

中村好文

建築家。1948年千葉県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。建築設計事務所勤務を経て、東京都立品川職業訓練校木工科で家具製作を学ぶ。81年レミングハウスを設立。87年「三谷さんの家」で第1回吉岡賞受賞。2014年~多摩美術大学環境デザイン学科客員教授。主な著書に『百戦錬磨の台所 vol.1、vol.2』(学芸出版社)、『住宅巡礼』『住宅読本』『意中の建築』(以上新潮社)、『食う寝る遊ぶの小屋暮らし』(PHP研究所)など多数。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


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次回も引き続き、建築家の中村好文さんにお話を聞いていきます。11/15(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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