【わたしの好きなもの】丸秀醤油 八穀麹の調味料

失敗知らずのブリの照り焼き



みなさん、ブリの照り焼き上手にできますか?

私はいつも思ったような照りが出なかったり、つい味付けが濃くなってしまったりで、
なかなか納得のいく仕上がりにならないのです。
そこで、少し前から使い始めた丸秀醤油の「八穀麹 煮物の素」を試してみることに。

「八穀麹 煮物の素」は、8種類の穀物で作った麹が入った醤油ベースの万能調味料。
最初は醤油麹だから単純に醤油の代わりに使えるのではと思いついたのですが、これが大当たり!






ブリに塗って、ラップや保存袋で半日ほど冷蔵庫で寝かせておいて、焼くだけ。

めちゃくちゃ簡単なのに上手に照りが出るし、まろやかなのに旨味があって、醤油辛くはないけれどしっかり味わい深い。

朝仕込んで夜ご飯に、寝る前に仕込んでお弁当のおかずに。この方法を知ってからは
ブリの照り焼きは失敗知らずです。






そのほか、煮物や焼きおにぎりにも重宝しているし、納豆やきゅうりに添えるのもおすすめですよ。


「八穀麹 煮物の素」と、同じシリーズの「八穀麹 炒め物の素」があると、夕食もですが、特にお弁当のおかずに困った時にすごく助かるんです。





冷蔵庫にある材料に対してこれさえ使っておけば、子供が納得の美味しい1品が出来上がります。
残りわずかになっても、お弁当のおかずの量だったら、ちょうど使い切れるのもいいところです。

友達への手土産にも手頃で、「こういうのって上手に使えるかな?」となっても「ブリの照り焼きに使ってみて。」の一言で、それは助かる!となります。

ぜひ、お使いいただく時は一度調味料だけを味見してください。見た目よりやさしい味だけど旨味がしっかり感じられて、思わず「これおいしい!麹すごっ!」と言ってしまいますよ。(私は言いました!)




編集担当:宮浦

【わたしの好きなもの】そろばん屋のほぐしローラー

さっと!手軽にコロコロっと「ながら」マッサージ



肩を回したり、足の屈伸をしている自分。気付けば会社でも家でも。

妻もよく同じ仕草をしています。

わが子を抱っこするときは、ふたりとも「よいしょっ」と声が出ます。

すくすくと成長するわが子は体重がしっかりと増え、僕たち夫婦の体には疲れが溜まっているようです。

僕はPC仕事で肩こり持ちなので、石のように硬くなった肩にはツボ押しが欲しい。

妻は立ち仕事で夕方には足がパンパンになるそうで、むくみをほぐすアイテムが欲しい。

そこで選んだのが、「そろばん屋のほぐしローラー」です。





そろばんの形を活かしたローラーですが、実際、そろばんで有名な播州の老舗そろばん屋さんで作られています。

特徴は、特大サイズの玉。ちょうどいい感じにツボに当たって、スムーズにコロコロと回転して、筋肉のこりをほぐしてくれるのです。

天然木の風合いも優しく、インテリアによく馴染み、ペン立てに立てておけば、いつでもさっと使うことができます。






持ち手とヘッド部分は、ツボ押しとしても使用可能。なんといっても天然木なので、押したときの触れ心地がつるっとなめらかで、とても気持ち良いのです。

肌にやさしくて、1本で用途の使い分けができる。とても万能です!



特に妻が気に入って使っています。寝る前によく足が張って寝られないと悩んでいたのですが、子どもの寝かしつけをしながらこのローラーをふくらはぎや足の裏にもコロコロっと使って足の疲れを癒しています。

おかげでなんとなく寝つきがよくなったみたいですよ。

手軽に「ながら」で使えるマッサージローラー。疲れを癒してくれる、わが家の小さなヒーローです。





編集担当 森田


<掲載商品>

そろばん屋のほぐしローラー

【わたしの好きなもの】青ゆずごしょうキット

自宅で作るゆずごしょう


爽やかな香りと鮮烈な辛味で、薬味や調味料として料理の格を上げてくれるゆずごしょう。

市販のものでも十分美味しいですが、例えばフレッシュなゆずを使って、自宅で手づくりできるともっと素敵だと思いませんか?

「自宅でゆずごしょう作れるの?」と私も驚いたのですが、実は簡単に作れるんです!




調理工程はこれだけ!


1.ゆずの皮をむく。
2.唐辛子を刻む。
3.それぞれ塩を混ぜ、フードプロセッサーに入れて細かくする。
4.ゆずと青唐辛子を合わせて、すり鉢でする。

そんなに簡単ならば!と去年の今の時期に手づくりキットを取り寄せ、ゆずごしょうづくりに挑戦。


そして初めて作った自家製ゆずごしょうは、間違いなく過去最高の美味しさでした。

フードプロセッサーがなかったのですが、少し時間はかかりますが包丁で刻めば問題ありませんでした。






自家製はひと味もふた味も違う


まず一番驚いたのが、手づくりのゆずごしょうの色。

季節によってゆずの色はどんどん変化していくので、その時期ごとの色を楽しめるのですが、私のは早い季節のゆずだったので、とても青々としたみどり色のゆずごしょうになりました。

市販のやや黄色がかったものと比べてもかなり鮮やかで美しく、添えた料理の見栄えをグッと引き立ててくれました。

もう一つのおすすめは、自分好みに辛さの調節ができること。

私はゆずごしょうは舌が痛いくらい辛いのが好みなので、キットに含まれていた唐辛子をすべて混ぜ込みました。

普段よく見る乾燥させたものではなく生の唐辛子を使うので、キリッとした辛みの中に唐辛子自体の旨味や苦味が感じられて、ただ辛いだけではないとても深みのある味わいが楽しめます。

※唐辛子の成分が手につくと、ヒリヒリが残る場合もありますのでお気をつけください。ゴム手袋の着用をおすすめします!






もちろん香りも抜群。

食べる時の香りの良さは言うまでもありませんが、作っている間も部屋中がみずみずしい香りに満たされるのは手づくりならでは。






こちらの青ゆず、実は無農薬でていねいに育てられたもの。ゆずごしょうづくりには、皮を使うので無農薬だと安心ですよね。

ゆずの木には長いトゲがあり、農家の方は怪我をしないようにヘルメットを被って収穫されているそうです。

青唐辛子も、1本1本ていねいに布で拭いてから袋詰めされているそうで、栽培から収穫、そして箱詰めまで手間をかけて、大分からわたしたちのもとにキットが届くのです。







キット一つで約3本。たっぷり作れて長く楽しめる



時期によって柚子の大きさは変わるため、作る時期によってできるゆずごしょうの量も変わってきます。私が作ったときはおおよそキットの瓶3本分弱くらい。

「1本1000円行かないくらいかな」と計算しつつ、1本は実家へ送り2本を我が家で使うことにしました。

一度に大量に使うものでもないですし、2人の家庭で2本を半年くらいかけて使ったので長く楽しめたなという印象です。



おすすめの使い方は
1位 鶏の水炊きの薬味として
2位 カルボナーラの味付けに
3位 こんがり焼いた鶏肉に添えて
です。



他にも、味噌汁との相性も抜群。味噌汁にゆずごしょうを入れるのは大分では定番のようで、手軽にいつもとひと味違う味噌汁を楽しむことができますよ。

アイスクリームやクリームチーズなど意外なものにも合いますので、いろんな食材や料理に試しに使ってみるのもいいですね。





編集担当 杉村

【わたしの好きなもの】 中川政七商店 花ふきん

梅雨時期のおうちふきん、臭ってませんか?


空気が乾燥していた秋口や冬場には感じなかった梅雨時期ならではの悩み事。それは「ふきんの臭い問題」です。

食器やシンク周り、台拭きと使い所の多いふきんは、毎日濡れては乾いての繰り返し。おうちのふきん掛けで干しているだけだと乾きが悪く、3~4日後にはあのいや~な臭いがふいに漂ってきてしまいます。


我が家では台拭きと食器拭きを別々のふきんで使い分けているのですが、いつも臭うのは台拭きの方で、食器拭きは1週間経ってもまったく臭わないのです!その違いは、台拭きはよくある普通の長方形のふきん、食器拭きは「花ふきん」を使っているところ。


台拭きの方は生地が何枚も重ねられていて、吸水性はいいのですが、梅雨時期は乾きづらいのに比べ、花ふきんは目の粗い蚊帳生地が2枚重ねになっているため、1日で乾きます。部屋の向こうが透けて見えるこの目の粗さが乾きやすさのポイントなんです。


「じゃあすぐにベチャベチャになって、水が滴るのでは?」と心配になりますが、大丈夫です。水気の多いところを拭くときは、花ふきんを何回か畳んで厚みをもたせれば、十分な吸水性があり、乾かすときはさっと広げておけばあっという間に乾いてしまいます。

そんなわけで、我が家では食器拭きに台拭き、台所のお手拭きにも花ふきんを使うほどに。今度は洗面所やお手洗いのお手拭きにも導入しようかと考えています。

編集担当 今井

「丸亀うちわ」を改めて知る。身近な工芸品に詰まった暮らしの知恵

今年も暑くなってきましたね。

今日は少しでも涼しい話を。と、夏の風物詩「うちわ」のことを話します。

年間約1億本が生産されているという、うちわ。エアコンや扇風機などの冷却装置がある中で、思っていたよりも多い数字に驚きました。

震災の影響もあってか“電気を極力使わずに涼をとる工夫”に注目が集まっているのでしょうか。いま改めて、昔から伝わる日本の知恵、うちわのことを見直してみたいと思います。


うちわのことなら丸亀へ

讃岐うどんでも有名な、香川県丸亀市。実は、国内うちわの9割が丸亀で生産されているそう。国産うちわを見たら、ほとんどの場合で丸亀出身だと考えて良さそうです。

うちわのことを学びに、丸亀市にある“うちわの港ミュージアム”にお邪魔しました。

“うちわの港ミュージアム’という名前の通り、港沿いにあります
“うちわの港ミュージアム’という名前の通り、港沿いにあります

丸亀うちわは、国指定の伝統工芸品

日本の夏の風物詩うちわですが、丸亀うちわは国が指定する「伝統的工芸品」にも選ばれているれっきとした“伝統工芸”です。

※「伝統的工芸品」とは、製法・技術・原料・産地などの条件に沿って、経済産業大臣が指定した工芸品のこと

こんなにも、全国的に身近な工芸品もなかなかありません。昔から長く使い続けられる身近な工芸品というだけあり、そこには暮らしの知恵が詰まっています。

改めて考える、うちわの魅力

とても今さらな話ですが、うちわの魅力は何といっても涼がとれること。本当に涼しくなるのかというと、実際に体感温度が2度下がるのだとか。驚きです。

体の表面の熱が奪われることで、人は「涼しい」と感じます。体の表面にある水分が気化するときに熱を奪っていくのですが、うちわであおぐことでよりその気化がより進んで、多くの熱を奪うことができる、という原理に基づいているようです。昔の人は感覚的に、それを知っていたのかもしれません。

次に思い浮かぶのは、台所でのうちわ。やはり「冷ます」時に便利です。

特に野菜は、うちわを使うとより美味しくなるような気がします。ブロッコリーやほうれん草のような青菜を茹であげてから、冷水にあげて色止めするのではなく、ちょっと頑張ってうちわで冷やす。すると、野菜の旨味がしっかり感じられて美味しいなと思います。

また、お弁当が傷まないよう冷ます時にもうちわの存在は欠かせませんね。

また、風鈴で風の音を聞いて涼むように、見た目で涼むことができるのもうちわの良さ。緩やかに風を送る姿には美しさがあります。

また、うちわを見ると夏が来たなぁと思うのは、日本の夏の風物詩の一つである証。どれだけ便利な冷却装置がでてきても、無くならないものなのだろうと感じます。

400年以上前に生まれた丸亀うちわ

丸亀うちわの始まりは、約400年前。徳川家光時代の1633年頃、丸亀藩主が製造を開始。金毘羅(こんぴら)参りのための船でにぎわう丸亀港で、お土産品として売り出されていたそうです。

その後、1700年代に丸亀藩の武士の内職としてうちわ作りが奨励されたことで、発展は加速。産地としての基盤を作っていったようです。

「伊予竹に 土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば 讃岐うちわで 至極(四国)涼しい」

四国で歌い継がれているこのうたは、丸亀はうちわ作りに必要な材料がすべてを近くで揃えられることを歌っています

これも、丸亀でうちわ作りが発展した理由のひとつ。「伊予竹」の竹は伊予(愛媛)、「土佐紙」の紙は土佐(高知)、ノリは阿波(徳島)というように、近くに産地が揃っていることことが強みとなり、現代まで受け継がれています。

手仕事による、47の製造工程

丸亀うちわができるまでには、なんと47もの工程があります。

大きく分けると、「骨」づくりと「貼り」。そのほとんどを、今でも職人さんの手作業で行っています。それも、一人の職人さんが、すべての工程をすべて行うことも多いのだそう。

お話をうかがった “うちわの港ミュージアム” で実演をされていた長谷川さんもそのおひとり。

うちわの「骨」となる部分の製造工程を見せて頂きました。

持ち手の部分を作る工程。筒状から一定の幅に割った竹の、内側を削り取る。この幅の調整によって、握りやすさが変わるのだそう。
持ち手の部分を作る工程。筒状から一定の幅に割った竹の、内側を削り取る。この幅の調整によって、握りやすさが変わるのだそう。
「穂」と呼ばれる、うちわの面の部分の土台を作る工程。「切り込み機」で35〜45本の切り込みを、ものすごい速さで入れていく。印がある訳では無いのに、等間隔で仕上がるのが熟練の技。
「穂」と呼ばれる、うちわの面の部分の土台を作る工程。「切り込み機」で35〜45本の切り込みを、ものすごい速さで入れていく。印がある訳では無いのに、等間隔で仕上がるのが熟練の技。
熟練した職人さんは、竹を割る作業からここまでの工程を1日で数百本も行うのだとか。
熟練した職人さんは、竹を割る作業からここまでの工程を1日で数百本も行うのだとか。
面となる部分を編んでいく工程。「子どもでもできる簡単な工程」と作り手の方はおっしゃいましたが、真っ直ぐ編むのはなかなか難しそうです。
面となる部分を編んでいく工程。「子どもでもできる簡単な工程」と作り手の方はおっしゃいましたが、真っ直ぐ編むのはなかなか難しそうです。
編んだうちわの骨に形を付け、編みを美しく調整していく工程。「付(つけ)」というこの工程は、昔は「付師」がいたほど年季のいる作業なのだそう。
編んだうちわの骨に形を付け、編みを美しく調整していく工程。「付(つけ)」というこの工程は、昔は「付師」がいたほど年季のいる作業なのだそう。

ここまでで、うちわの「骨」が完成。

職人さんの早業に簡単そうに見える作業も、体験させていただくととても難しく全くうまくいきませんでした。

お話をお聞きした長谷川さんは、うちわを作りはじめて13年目。「でも、まだまだです。職人だなんて、言えません」とおっしゃいます。それだけ、高い技術が必要な丸亀うちわ作り。47の工程をすべて完璧にやるには、何十年の修行が必要なのだとか。

「プラスチックのうちわと違って、竹のうちわはしなりがいい。所作も美しいし、柔らかい風が送れます」と、最後に教えてくださいました。確かに、これだけたくさんの職人技が詰まったうちわの風は、気持ちがいいに決まってます。今年の夏は、伝統的工芸品・丸亀うちわで涼をとるのはいかがでしょうか。

<取材協力>
丸亀市うちわの港ミュージアム
香川県丸亀市港町307−15
0877-24-7055

文・写真 : 西木戸 弓佳

この記事は2017年春の記事を再編集して掲載しています。適度に体から熱を逃し、この猛暑を乗り切りましょう。

使いやすさ最高峰。普段使いできる重箱を見つけました

ずっと欲しかった憧れのものがある。

おせち用のお重。

ここ数年、特にお正月の準備をはじめる頃になると、お店を巡ったり検索をしたりしながらいろいろ見てみるものの、「お正月のためだけに買うのもなぁ」とずっとためらっていました。

でもようやく今年これは!というものを見つけ、昨日我が家へ。早速使ってみた嬉しさとともに、その使い勝手をお伝えしようと思います。

お正月も、ふだんも使える重箱

お重のハードル。それは、お正月しか出番がないことでした。

お正月は年に一度のハレの日だから、せっかくなら「ちゃんといいもの」を使いたいけれど、お正月のためだけの買い物にしてはちょっと高い…

ふだん使うにも、うちにある器との組み合わせを考えると食卓で浮きそうだしなぁ‥

そんなモヤモヤを解消してくれたのが、このお重でした。

松屋漆器店さんの白木のお重

映画「めがね」にも登場した松屋漆器店の重箱(お重)

お重は全体が漆仕上げで重厚感のあるものが多いですが、こちらのお重は白木の木目が残されています。

真四角のかたちが醸し出すちょっとかしこまった雰囲気を、木目のナチュラルさが和らげているような。それでいて、凛とした美しさもあります。

作っているのは、漆器の産地である福井県鯖江市の「松屋漆器店」さん。100年以上の歴史を持つ、越前漆器の老舗メーカーさんです。

通常ラインのものは内側が漆塗りですが、こちらは雑貨店「hushykke(ハシュケ)」さんの別注で内側も木目仕様。

映画「めがね」にも登場した松屋漆器店の重箱(お重)
4・6・9つ切の仕切りもあり、お弁当にも使いやすそうです

タモ材の木目を生かし、透明のウレタン塗装が施してあります。コーティングのおかげで耐久・耐水性があり、ふだんから気軽に使えるのも嬉しいところ。油、色移りの心配もなく、洗剤を使って洗えます。

食卓が引き締まる工芸品

映画「めがね」にも登場した松屋漆器店の重箱(お重)

おせちを待たずして、ふだんの食卓で使ってみる。

持ってる器と並べても浮かないけれど、食卓がちょっと引き締まります。料亭とまではいかないけれど、いつもの家庭料理が小料理屋さんぐらいの雰囲気になる感じ。日常で使うにはちょうどいい塩梅です。

映画「めがね」にも登場した松屋漆器店の重箱(お重)

今朝はそのまま朝食に。木のプレートと同じ感覚で使ってみたところ、意外とパンにも合いました。

棚の奥の方へ大事にしまっておいて、特別な日だけ使うイメージだったお重ですが、いつもの食器棚にスタメンとして置いててもいいかも、としまうスペースを考えはじめました。

映画「めがね」にも登場した松屋漆器店の重箱(お重)
ふだんのお皿が丸いものが多いからか、直線で構成された重箱は料理の雰囲気が違って見えます

映画「めがね」にも登場した松屋漆器店の重箱(お重)
晩酌にはおちょこ入れとしても。

ハレの日の工芸を日常に

ハレの日は、めいいっぱいめでたく迎えたいもの。そんな節目の日には、ちょっと背伸びして「いいもの」を揃えたいなと思います。

そうやって何かの機に好きなものを日常に取り入れていくと、ふだんの生活も少しずつ心地よくなっていくから嬉しいものです。

お正月まであと1週間。今年のおせちはどう盛ろうかと今からワクワクしています。ふだん使いすることで、いざという時の使い方も広がるのかもしれません。

年にいちどのハレの日から、ぜひ日常にも工芸品を取り入れてみてください。

<掲載商品>
松屋漆器店 白木塗タモ 二段重箱(ハシュケ別注)

松屋漆器店 白木塗 タモ6.0 二段重

製造 : 松屋漆器

*こちらは、2018年12月26日の記事を再編集して公開いたしました

文・写真:西木戸弓佳