【わたしの好きなもの】綿シルクのネックウォーマー

首元を守ってくれる綿&シルクコンビ!


私は冬の寒さが大の苦手で、冬になるといち早く冬用の靴下やインナーを着込みます。もちろん出かける時の首元もあったかくして出かけたい。

ということで、私が出勤中のリュックに常に入れているのが、綿シルクのネックウォーマー。2015年から販売している冬の定番品。
もちろんマフラーやスヌードなど服装に合わせて使うものも、いろいろ持ってるんですよ。しかし、このネックウォーマーはお守りみたいなもので、寒くてしょうがない時にどうにかしてくれるアイテムなんです。




ネックウォーマーのいいところは、マフラーやスヌードよりも首にぴったりしてて、ずれないし、なんといっても風が入ってこない!この隙間風みたいなのが、意外と寒さを感じやすくするといいますか、マフラーだとつい首全体を覆えるように手で持ってしまいます。しかし、これだとずれないし、あご辺りまで覆えるし、かさばらないので分厚いダウンだったら内側にすっきりと収まります。
自転車でも万全の防御で風から守ってくれます。




商品名にもあるように、素材には綿とシルクが使われています。あれ?ウールじゃない?ってなりませんか。しかし、冷え取り靴下など「冷え」に詳しい方ならご存知の綿&シルクの最強コンビ!
肌にあたる内側(絹)は通気性によって蒸れにくく、保温性にも優れ、外側(綿)が温かさを包み込んで、ふんわりと柔らかい仕上がりになっています。ちくちくしないし、着脱するときの静電気もないので、髪の毛がぼさぼさになりません。
着けて少し経っただけで、じんわりとあったかくなって、それからは首元が一番あったかいんじゃないかと思うくらいぽかぽかしています。冷えた指先もずぼっと入れて温めたりしています。




私のお気に入りは、家でも着けれるところ。
マフラーはもちろん邪魔になるし、スヌードも家の中ではもこもこしすぎて、ウールだと顔に当たったりすると気になる。この装飾がなくスッキリした形だと、邪魔にならないし、金具が付いていないので、ハイネックを着ているような感覚で、つけてることを忘れるくらい。寒がりなので、すぐに暖房に頼るところ、あったか小物でちょっとエコに、暖房のつけすぎにも貢献してくれます。
私は着けて就寝することはないのですが、うたた寝することはしばしば(笑)。朝のゴミ捨てや洗濯干しなど、寒さに耐え忍ぶ時も、ずぼっとかぶって装着。なかなか温まらない冷えた部屋でも万全です!




軽くてかさばらないし、締め付けないので、ピッタリとしたハイネックが苦手な私には、冬の救世主ということで、今年もお世話になっております。
今年は、学生服にもちょうどいいと息子に取られがちだったので、、、もう1枚追加しました!

編集担当 宮浦


<掲載商品>
綿シルクのネックウォーマー

【わたしの好きなもの】益子のビルマ汁

簡単にできる!酸味と辛味であったか鍋


「ビルマ汁」って何?
ほとんどの方は、そう思われるのでは。
栃木県益子町田町でもごく一部の地域で、家庭料理として親しまれている「ビルマ汁」。
トマトの酸味に唐辛子のピリ辛、カレーの風味が効いた旨みたっぷりのスープです。



クセになるおいしさで、夏はさっぱりと食べやすく、我が家のやみつき料理に仲間入り。
夏野菜を足して栄養アップしたスープは、何度も食卓に登場しました。
肌寒くなってきたこの頃は、さらにバージョンアップして「ビルマ汁鍋」に!



すごく簡単で、カレーのスパイスとピリ辛で身体がホカホカにあったまります。
レシピというほどではないですが、作り方のご紹介。

1. 「益子のビルマ汁」1袋と同量の水を鍋に入れる
2. 1を火にかけて温まってきたら、固形スープの素を1つ入れて溶かす
3. お好みの野菜を入れて火が通ったら出来上がり
※これで2、3人分くらい。お鍋として主役の料理にするなら2袋分で作るのがおすすめです



冷蔵庫の余り物の野菜で、だいたいのものが合います。
我が家は、キャベツ、かぼちゃ、玉ねぎ、きのこなどに鶏肉or豚肉、ソーセージがよく登場。
もともとゴロっとしたじゃがいもが入ってるので、それも具材の一つになります。。

この美味しさ、なかなかうまく伝えられないのですが、スパイシーなトマト鍋、という感じでしょうか。
とにかく会社でスタッフに実演アピールするくらい、私はビルマ汁鍋を推しています(笑)。

夕食にビルマ汁鍋を作って、朝に残りのスープをパンと一緒に食べても美味しいし、
シメにうどんを入れて夜食にしたら、テスト前の子供も満足。
いろんなタイミングでアレンジが効きます。
自分では難しい味付けをすっ飛ばして、ささっと迷わず美味しくできるのがレトルトのいいところですよね。
本場・益子でも食べてみたいなと思いを馳せながら、ぬくぬくとおうち時間を過ごしております。


<掲載商品>
益子のビルマ汁

編集担当 平井

【わたしの好きなもの】Fabrico NEKO

猫アレルギーな私に幸せをくれたネコクッション


私は大の「生きもの」好き。
それは、共にはたらく中川政七商店の皆には周知の事実。
哺乳類・爬虫類・昆虫…  本当に、生きているものすべて愛しいのですが
特に好きなのが「もふもふ」のもの。
ふんわりとした毛並みに、やわらかな抱き心地…
そう、特に猫なんか飼えたら最高なのですがー…

悲しいかな、何と私は猫アレルギー。

直接抱っこしようものなら、目が充血し、くしゃみが出て、のども痛くなります。
それでもやはり大好きで、猫がいるお家に行く際には、事前に薬を飲んで 覚悟をして(笑)臨みます。


そんな悲しい運命を背負った私が巡り合ったのが、fabricoのNEKOクッションでした。



初見。形は、確かに可愛い。いわゆるデフォルメした猫ではなく
そこに本当に佇んでいるかのような自然なシルエットが好感的。



「でも、要するに猫型のクッションでしょう…?」とあまり期待せず触れてみると、その手触りに驚きました。
世界に誇るパイルファブリックの産地、和歌山県 高野口で作られたフェイクファー生地は
なめらかに吸い付くような触感で、大げさではなく本物の猫を撫でているよう。
裏面もしっとりとしたモケット生地で、思わずずっと触れていたくなる気持ちよさ。
「心地いい」という質感への尋常ならざるこだわりと、産地の確かな技術力を感じます。



私は家と会社にも置いてるのですが、休憩中、膝の上に乗せて撫でていると何とも幸せ。
打ち合わせなどで席を外して戻ってきたときに、
ちょこんと椅子にいるのを見ると、思わず顔がほころぶような存在感。
使っている時だけでなく 使っていない時も、それがあるという風景がまた愛らしいのです。



「いつかは猫が飼いたいけれど、今は当分これでいいかも…」
なんて思いながら、今日もひと撫で、一日を過ごしています。


<掲載商品>
「ふわふわの猫型クッション」
「本物のような猫型クッション」

編集担当 宮原

【わたしの好きなもの】季節のしつらい便 お月見


家族で歳時記を楽しむキット


 
節分、ひな祭り、端午の節句、七夕など、日本に古くから伝わる年中行事の数々。
 
季節の移ろいを感じたり、伝統文化に触れるきっかけになったり、日々の生活に節目をつけてくれる素敵な風習だなと、最近はしみじみ感じています。
 
伝統的な行事でありつつ、子どもから大人まで、家族みんなで気軽に参加できるのもいいですよね。我が家も上の子がもうすぐ5歳。一緒にやれることもいろいろと増えてきました。
 
そんな中、これからの季節、夏の終わりから秋にかけて何か楽しめる行事はないかなと考えていたところ、親子で手軽に楽しめる「お月見飾りセット」なるものが登場。


お月見といえば、あの白くて丸いお団子が美味しそうだし、なにより最近宇宙にハマっている息子は「月を見る」という行為に興味を持つはず。さっそく、やってみることに。
 


水をいれてこねるだけ。簡単につくれるお月見団子


 
いきなりお月見と言ってもよくわからないと思うので、まずは「一緒にお団子つくってみる?」と問いかけてみると、「うん!」と即答。幸先の良いスタートです。
 
特別な準備は不要で、「飾る」「つくる」「食べる」が揃ったこのキット。お団子づくりはキットに入っているお団子の粉と水を混ぜてこねるだけ。息子も意気揚々とつくりはじめます。


生地をこねるだけ、といっても、その変化が彼には新鮮だったようで「なんかぬるぬる!」「粘土みたいになってきた!」と興奮気味。少しこねては様子を見て、またこねて。


最初は2重にしたビニール袋に入れて、まとまり始めたらボウルに移します。途中、やや疲れて「まだ子どもだから時間かかるよー。大人だったらもうできてるかな?」と弱音も出ましたが、「完成したらアイスかけて食べようね」と励まし、生地がまとまるまでやり切りました。




生地ができたら、飾るサイズにちぎって手のひらで丸めます。こちらも初めてにしてはなかなか上手。不器用な親と違って意外と器用なのかもしれません。


自分でつくるから興味が湧く


 
宇宙にハマってからというもの、丸い形状のものを見ると「木星だ!」とか「大きい!アルデバランだ!(※:おうし座の恒星)」とか、星に見立てて盛り上がる癖がついた息子。今回はそれを自分で、たくさんつくれるとあって非常に楽しそう。「これは地球。こっちが海王星!」と絶好調です。(月なんだけど、ということは一旦置いておいて)
 




丸めて並べたお団子を茹でていく工程は親にバトンタッチ。「危ないから離れてて」と言っても、「(茹でているところを)見てみたい!」と前のめりにぐんぐん来ます。普段、親が料理中にキッチンの様子を気にすることはないのに、自分が手塩にかけた星たちの様子がよほど気になるのでしょうか。

十分に気を付けつつ、お鍋を上から見せてあげると「すごいねー、泡がぶくぶくしてるねー」と感心しきり。これをきっかけに、料理にも挑戦し始めたりしないかなと、密かに期待しています。


添付のしおりでお勉強



茹でたお団子はうちわで乾かして、そのあと冷蔵庫で15~30分ほど冷やします。後で飾りやすいように、キットについている竹串をあらかじめ刺しておいた方が良さそうです。


この時間を利用して、「今日作っているのはお月見団子といって、お月様にお供えするものなんだよ」とお月見情報を軽く伝えてみました。すると少し考えた後、「月はムーン。地球の衛星だよ!」というマイペースな回答が。“お供え“がピンとこなかったのかな‥‥。
 
そこで、キットに入っている「歳時記のしおり」の出番。イラストを見ながら、月の満ち欠けに応じて色々な名前がついていること、お月見のうさぎのこと、お団子は月のすがたを模していることなんかを説明していきます。


宇宙ブーム到来中で、月の形がいろいろ変わることはぼんやり知っていましたが、それぞれに名前があるのには驚いた様子。
 
「この時は?」
「新月(しんげつ)だよ」
「これは?」
「十六夜(いざよい)だって」
「こっちは?この漢字は?」
 
と興味津々。目論み通りです。あっという間に名前を覚えていくので、子どもの集中力って凄いなと思います。かく言う自分も、パッと分かるのは三日月と満月くらい。昔の人はこんなに細かく名前をつけて変化を楽しんでいたんだなと、勉強になりました。
 

お団子の完成。お月見とは?


 
そうこうしている内に30分経過。お団子を取り出して、残すは飾り付け。吉野檜の三宝に懐紙をひいて、お団子を並べます。


と、息子は瀬戸焼で作られたうさぎのお飾りで遊び始めました。陶器の人形は珍しいのか、感触を確かめるように触っています。
 
そのうさぎに、水引のすすき飾りを挿して飾り付けは完成。「すごいねー、きれいだねー」と本人も仕上がりに満足気。まだ満月ではない時期でしたが、なんとなく、窓の外に向けて飾っておきました。


飾りつけていないお団子は、約束通りアイスを載せてデザートに。できたてのお団子はかなりもちもちで、大人であれば何もつけなくても素朴でとても美味しく感じると思います。
 
最後に、「お月見のこと、すこし分かった?」と聞いてみると、「お団子をつくって、お団子の月(三宝に飾ったもの)を見ながら、お団子を食べること!」との答え。うーん、ややこしい!(笑)。やっぱり、お祈り・お供えみたいな概念はまだ難しかったようです。


でも、月の名前を覚えたり、自分でお団子をつくったり、楽しくいろいろな経験ができました。子どもの年齢やタイミングによって、感じること、学べることもそれぞれ変わってくると思います。
 
親子でつくるお月見、ぜひ皆さんも楽しんでみてください。
 

<掲載商品>
季節のしつらい便 お月見

こちらは、2020年9月1日の記事を再編集して掲載いたしました。

【デザイナーが話したくなる】日本の手花火

デザイナーおすすめのお家花火プログラム

毎年、夏の風物詩「花火」を手掛けている村垣さん。
日本の花火の素晴らしさをいつも熱く語ってくれるのが印象的なんです。 花火職人さんと膝を突き合わせながら、みなさんに日本の花火文化を伝えつつも 楽しんでいただける手花火を試行錯誤しながら作っています。

日本には、伝統的な夏の行事がたくさんありますが、その中でも夏を感じるイベントと言えば「花火大会」は、 はずせません。日本の花火は世界一ともいわれるほど、高い技術力を誇ります。
しかしながら、今年は花火大会は中止になってしまった現状。 とはいえ、夏を満喫したいですよね、そこでおすすめなのが、「日本の手花火」。

花火には火の種類や形の種類など違いがたくさんあり、 その美しい火花には、日本の花火文化を絶やすまいと今も伝統的な製法を守る花火職人の熱い思いが宿っています。 どれもおすすめですが、今回は花火大会のプログラムように楽しめるよう、村垣さんにおすすめの順番を 聞いてみました。



●花火大会の始まりにおすすめ!わくわくする花火
1.大輪菊:菊の花のような華やかで、繊細な火花の花火。燃焼時間が長いので、いつまでも楽しみが続きます。


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2.星ススキ:流れ星があふれ出てくるような、キラキラと輝く可愛らしい花火。



●中盤の盛り上がりに!華やかな花火
3.三色柳:それぞれ異なる火花が激しく降り注ぐその姿はまるでナイアガラのようです。



●フィナーレに向けてジーンとする、芸術的な花火
4.錦糸和火:日本ではじめて作られたといわれる元祖花火。「和火」と呼ばれる赤橙色の火花は息をのむ美しさです。



5.藍色涼火:青色の火花は難しいとされる中、最後の一瞬まで美しく、目の覚める藍色の火花を散らす希少な花火。


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●しめといえば!いつまでも心に残る花火
6.大江戸牡丹(線香花火):点火から燃え尽きるまでの様々な表情は起承転結に例えられる、情緒的な花火。


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「それぞれの違いを1本1本見ていただきたいのはもちろんですが、国産花火ならではの繊細で美しい火花が 夏の思い出になったら、もっと嬉しいです。」と村垣さん。


毎年、村垣さんは花火を企画する際にたくさんの花火のサンプルを参考にしています。
今頃になると、そのサンプルを持って「夏の幸せ配ります~」と、にこにこしながらスタッフに 花火のおすそ分けをくれます。
その姿を見ると「夏本番ですね」と思わせてくれる、社内の夏の風物詩になっています。

<関連商品>
日本の手花火


*こちらは、2020年8月6日の記事を再編集して公開しました

【わたしの好きなもの】強撚綿スムース生地の服

ストレッチがきいてて透けないのに綿素材・・・
まさに万能カットソー!

身軽にカットソーを1枚で着たいけど、Tシャツだとカジュアルすぎるし、化繊が入っているものは苦手。 そんな思いを解決してくれる、私の一番のお気に入りが「強撚綿スムース生地」シリーズ。
もう4年目になる人気のシリーズですが、私自身も定番着として4年目もお世話になります。 今年は嬉しいことに春から着回し出来る七分丈のプルオーバーが出来、春夏秋と3シーズンお世話になっているシリーズです!



綿を強く撚った強撚糸を高密度に編み立てたスムース生地。毛羽立ちにくく、綿素材なのにさらっとした肌触り。
ジャケットのインナーにも着れる、キレイ目のすっきりとしたシルエットですが、伸縮性があるので窮屈な感じが全くしません。もう一度いいますが、素材が綿100%なんです!

白いTシャツは、インナーの透け感を気にしたりしますが、この素材なら白でも透け感を気にせず着ています。



首周りも広すぎないので、きちんと感があります。これ1枚あればデニムにあわせても大人っぽい雰囲気になるんです。



社内でも着用率が多く、時々同じ日に何人かでお揃いになることも。
私は、色違いで何枚も持っているので、会社でも休日でもほんとにお世話になっています。
洗濯も気軽に、洗濯ネットに入れて普通に洗います。干す時に、形を整えておけば、私はほとんどシワも気になりません。少し気になっても、さっとアイロンをかければOK。
プルオーバーは、4年目ですが特に型崩れもなく今年も活躍しそうです。
今年も来年も…その先も、なくなると困るずっと作って欲しいシリーズです。

編集担当 鳥海


<掲載商品>
強撚綿スムースのノースリーブ