【身長別着用レビュー】日本の布ぬの テーパードパンツ

日本各地の染織技術からうまれた布を、テーパードパンツに仕立てた「日本の布ぬの(ぬのぬの) テーパードパンツ」。今回は「パイルジャカード」「絣刺繍」「刺し子ドビー」「市松ドビー」と4つの産地の染織技術を用いた布で作りました。

ゆとりをもたせながらも前もも部分にワンタックを入れ、きちんと感のある印象で履けるため、リラックス感のあるお出かけ着としてご着用いただけます。

ところでパンツを迎える際に気になるのは、デザインや着心地の他にやはり丈感。フリーサイズのこちらのパンツ、身長の異なるスタッフが着用するとそれぞれどのくらいの丈感になるのか確認すべく、3人のスタッフに履いてもらいました。

今回は身長156cm、160cm、164cmのスタッフがそれぞれ着用しています。
ぜひ、ご検討の際の参考になれば幸いです。

<着用したアイテム>
布ぬのテーパードパンツ 刺し子ドビー 青

身長156cmのスタッフが着用

「今回のパンツはウエストの細い位置で履ける仕様となっていて、ベルトループもあるため丈感の調整がしやすく、背が低めの方も履きやすいと思います。そのまま履いても、かかとに裾がかぶるくらいで、低めのヒールのパンプスやスニーカーと合わせても裾をひきずらず履けそうですね。

私くらいの身長の方はウエスト部分のタックを見せるように履くともたつかず、すっきりとした印象と足長効果が出ると思うので、トップスをインして着るのが個人的にはおすすめです。私よりもう少し背の低い方は、そのままゆったり履くのもいいと思いますし、裾をひと巻きロールアップすると履きやすいかもしれません」

身長160cmのスタッフが着用

「身長160cmの私が履くとちょうど甲にかかるくらいの丈感で、すっきりと着用できるなという印象でした。パンプスから見える甲のバランスも程よくて上品にも履けそうです。裾に向かっての形がきれいなので、少し丈の長いトップスやアウターとの相性も良いのではないでしょうか。

パンツってお直しが必要な場合も多くて、デザインが好みでも手に取りにくいものもあるのですが、これならそのまま履けるので嬉しいです。少しコンパクトに履きたいときは裾をロールアップして短め丈で履くのもかわいいかも、と思いました」

身長164cmのスタッフが着用

「私が履くと足首の少し下に裾がきて、座るとすねにかかるかなという丈感です。今は腰の一番細い位置で履いていますが、ウエスト位置をやや下に持ってこれば、もう少しゆったりとも履けますね。

とはいえ、クロップド丈ほど短くはならず、このままでも十分きれいなシルエットで着用できます。このパンツは布の質感やシルエットのおかげか、カジュアル感ときちんと感が両立していて、毎日のコーディネートで手に取りやすいなと思いました」

もたつかず程よい丈感で履いていただける布ぬのテーパードパンツ。ご自身のお洋服の好みに合わせながら、お好きな布を、見て・履いて楽しんでいただけたら嬉しく思います。

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文:谷尻純子

【あの人の装い】フォトグラファー・髙田久美子さんが着る「布ぬのテーパードパンツ」

産地でそれぞれ育まれてきた染織技術を用い、生み出された日本の布。その個性豊かな表情を装いのなかで楽しんでいただけたらと生まれたのが、中川政七商店の「日本の布ぬの(ぬのぬの)」シリーズです。

暮らしに自分らしいリズムを持つあの人が「日本の布ぬの」を装うなら、どんなコーディネートになるんだろう。そんな思いから、気になるあの人にシリーズ新作のテーパードパンツを着ていただきました。

今回は群馬県に住まいを構え、フォトグラファーとして活動しながらSNSで暮らしやファッション、育児の発信も行う髙田久美子さんによる装いをご紹介します。

パンツスタイルが日々の服装の定番

フォトグラファーとして家族写真や企業案件の撮影を仕事とする髙田さん。東京での生活を経て夫の実家である群馬県に移り住み、いまは2歳と4歳のお子さんと、夫の4人で暮らされています。

東京時代はハイブランドの洋服も好み、群馬に移ってもしばらくは仕事のある東京で買い物をすることが多かったそうですが、最近は趣向が変わり地元のセレクトショップで購入することも増えたといいます。どんな理由から変化が起きたのでしょう?

「年を重ねるにつれて、長く愛用できたり経年変化が味わいになるようなファッションが好きになって。そういったお洋服をたくさん扱うお気に入りのセレクトショップが群馬県内にあるので、そこで買い物することが多いですね。ネットショッピングも楽しんでいます。

最近買った思い入れのあるものは、そのセレクトショップで迎えたシルバーのバングル。子どもの誕生日の記念にとちょっといいものを買って、裏側に子どもの名前を刻んだんです。子どもが成人したら受け継ぎたいなって思ってます」

当初は見知らぬ土地だった群馬も、いまは帰ってくる土地になったそう。洋服の好みの変化は、暮らし方の意識の変化とも結びついているのかもしれません。

「東京暮らしが長かったのですが、都会に疲れてしまうというか。いつもどこか気を張ってるみたいなところがあり、疲れてたんだなとこっちに来て改めて実感しました。群馬は便利さでいえば東京ほどではありませんが、だからこそ工夫する知恵もうまれます。ちょっといい醤油を買うことが毎日のご褒美になるとか、そんな小さなことがいまは幸せなんです」

育児は夫と“シフト制”。食事や、園へ子どもを送る朝の時間は一緒に過ごし、夕食後は日替わりで担当が決まっているといいます。それに加えて、火曜日は“母業”を終日オフにできるように調整しているそう。夫婦で協力しあいながら、自分の時間や仕事の時間をとられています。

「意識もお洋服も、仕事モードの時と母ちゃんモードの時、女性モードの時を分けていて。例えば仕事もオフで、友達とお茶ができる時なんかは“女性モードで”自分の時間を思いっきり楽しめるおしゃれをしたり。

その瞬間だけは『ママだからこうしちゃいけない』に縛られずに、楽しむことに決めているんです」

「とはいえ母業も仕事もあるので、365日のうち9割くらいはパンツスタイルですね。仕事でも子どもといるときも、スカートだとどうしても意識が自分に向いてしまうので、気を遣わないパンツスタイルが好きなんです。反対に今日みたいに、自分が被写体になるとか、誰かに会いに来ていただいたりする場合はスカートを履くことが多くて、意識的に使い分けているかもしれません。

あと相手への心配りみたいなこともパンツスタイルのほうができる気がしていて。スカートを履いている時は動きが制限されるから、思いっきり何かをすることが難しいんですよね。おもてなしとか、誰かに何かをしてあげたいなって気持ちを存分に発揮できるのもパンツのほうが向いていると思うんです」

「布ぬのテーパードパンツ 絣刺繡」

普段からパンツスタイルばかりと話す髙田さん。9種類ある「布ぬのテーパードパンツ」から、お好きな布を二つ選んでいただきました。

髙田さんが選んだ一つ目の布は「絣刺繡」。中川政七商店に残る大和絣の図案を、富山県の作り手によりエンブロイダリーレースの技法で表現した布です。ベースには光沢のある杢(もく)調の生地を使っており、なつかしさがありつつも繊細な模様が品よく浮かぶ一着に仕上がりました。

「パンツに脚を通した時にまず感じたのは、肌触りの良さと、軽やかさ。デザインの面ではタックがしっかり入っているので、もったりとせず、野暮ったくならないところがお気に入りです。

トップスはシンプルなものを持ってくるとバランスがいいかなと思い、白のざっくり編みニットを合わせました。春秋はシャツやブラウスを合わせることで上品なコーディネートになりそうですね」

「コーディネートのテーマは、友人と家で過ごす時間の気負わないおしゃれ。リラックス感が出すぎないように髪はアップにしてバランスをとり、アクセサリーにシルバーの大きめピアスをつけてみました」

<着用した商品>
布ぬのテーパードパンツ 絣刺繡 グレー

「布ぬのテーパードパンツ パイルジャカード」

二つ目の布は「パイルジャカード」。もこもことした毛が織り込まれた立体的で複雑なデザインが特徴の生地で、パイル織物の産地・和歌山県高野口で仕立てられました。ランダムな大小の水玉がやわらかに浮かぶ印象的な一枚を、髙田さんはどんなふうにコーディネートするのでしょう。

「イメージしたのは、美術館へお出かけする時のコーディネート。パンツはふんわりやわらかな着心地と見た目ですが、少しハードなロングジレと合わせて、あえてクールにワントーンでまとめました。

こちらの生地はレオパード柄のようなイメージもあり、今回みたいに強めにも着こなせそうです」

「毎日の服装で大事にしているのは『身だしなみは人のために、おしゃれは自分のために』という意識。

コーディネート自体はシンプルで清潔感のあるバランスが好きですが、一つひとつのアイテムはどこか少しクセのあるデザインのものを選ぶことが多いですね」

「この生地は、もこもことした素材感がすごく気持ちよくて、つい触りたくなってしまいました(笑)。一見シンプルですがよく見ると個性があって、モノトーンのトップスが多い方にもワンポイントになるのではないかと思います。

身長153cmの私が履いても裾が長すぎず、程よいゆとりがあるので仕事や育児の場面でも動きをじゃませず着られそう。もちろん、おしゃれをする日のアイテムとしてもぴったりです」

<着用した商品>
布ぬのテーパードパンツ パイルジャカード 黒

ラクな着心地ながらも個性豊かな布の表情と、すっきりと着られるシルエットに仕上げた布ぬのテーパードパンツ。生地により冬に活躍するもの、春先まで着られるものと様々です。

ぜひ、お気に入りの一着に出会っていただけたら嬉しく思います。

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文:谷尻純子
写真:戸松愛

心も体も温まるホットドリンク「奈良の森のシロップ」を使ったレシピ

「飲む、奈良の森林浴。」をテーマに、奈良の森に育つ草木を蒸留・加工した「奈良の森のシロップ」。日本の里山に眠る可食植物を蒐集し、新たな価値を見出す「日本草木研究所」さんとのコラボレーションで生まれた商品です。

口いっぱいに広がる自然の香りが好みで、暑い時期は毎日のように冷たい炭酸で割ってサイダーにして飲んでいました。

季節が変わり、ホットアレンジも楽しみたいなと思っていたところ、草木研究所さんにおすすめレシピを3つ教えていただきました。

これはどれも気になる…!と思い、さっそく全て試してみました。

やさしい風味でリラックス「就寝前の森林浴」

<材料(2杯分)>
りんご…100g
皮付きしょうが…3g(スライスで約2枚分)
ゆずの皮…適宜
奈良の森のシロップ…35ml
水…250ml

<つくりかた>

りんご、しょうがはスライスする。
お好みでゆずの皮も切っておく。

鍋にすべての材料を入れて沸騰させる。

沸騰したら火を止めて2分置く。
茶漉しで漉したら完成。
※2分以降置くと素材の苦味が出やすいので、なるべく2分前後で漉すのがおすすめです。


味の想像がつかずに、どきどきしながらひと口。
思わず「やさしい…」という声が漏れました。

しっかりシロップの味はするけれど、りんごや生姜、好みで入れた柚子がほんのり香り、バランスが取れています。

シロップ自体が少し癖のある味ですが、サイダーにした時よりも全体的にやさしく飲みやすい印象。

なるほど。確かにこれはおやすみ前のリラックスタイムにぴったりです。

おはようのひとときに「ホットレモネード」

<材料(2杯分)>
レモンのスライス…2枚(約30g)
レモン汁…10ml
奈良の森のシロップ…50ml
水…250ml

<つくりかた>

鍋にすべての材料を入れて沸騰させる。

レモン汁をたっぷり
奈良の森のシロップも一緒に入れます

レモンのスライスをカップに浮かべながら、レモンティーのように飲むのがおすすめ。


こちらはすっきり飲みやすい!

レモンがメインのシンプルなドリンク。酸味が強いのかな?と思っていましたが、シロップの甘さと中和して、とても飲みやすいレモネードに仕上がっています。

カップに浮かべたレモンも可愛らしく、癒されながら体の芯から温まる、冬の朝に元気をくれるようなドリンクです。

大人な甘さと香り「森のショコラショー」

<材料(2杯分)>
チョコレート(ブラック)…50g
奈良の森のシロップ…40ml
牛乳…250ml

<つくりかた>

ブラックチョコレートを細かく刻み、牛乳と一緒に鍋に入れる。

焦げないようにゆっくり加熱して、チョコレートが完全に溶けたら「奈良の森のシロップ」を加える。
よくかき混ぜたら完成


今回教えてもらったレシピの中で一番気になっていたのがこちら。
奈良の森シロップがチョコレートに合うの?という疑念を少々持ちながらつくっていましたが、
いざ溶けたチョコにシロップを加えるとなんとも言えないいい香りがふんわり。

ひと口飲んでおいしさにびっくり。ブラックチョコレートを使ったことで甘すぎず、シロップは調和しつつもしっかりアクセントになっていて、想像以上に飲みやすかったです。

もちろんショコラショーだけでも美味しいけれど、そこに植物の風味が加わると今まで飲んだことのない清涼感を楽しめました。


今回の3つのレシピはどれも初めての味わいで、奈良の森のシロップの新しい使いかたを発見できました。

寒い日が続き、体調も不安定になることの多い今、植物の力にも支えてもらい、心身ともにほっと温まる習慣を持とうと思います。

<掲載商品>
日本草木研究所コラボ シロップ 奈良の森

【身長別着用レビュー】セミフォーマル「ジャカード織の菱紋ジャケット・ワンピース」

特別な日のための服。自分に似合うものを購入して、長く着たいですよね。
そこで今回、少しでも参考になればという思いで、身長別のスタッフの着用レビューをお届けします。

本記事で取り上げるのは、ジャカード織の菱紋ジャケット・ワンピース。

日本有数の繊維の産地・尾州で培われた織物技術を用いて、ハレの日にもふさわしい縁起の良い菱文様を織り上げました。
スタイルよく着こなしていただけるすっきりしたシルエットで、地模様があるためシワが目立ちにくいのもポイント。全体的に軽くてやわらかな生地は、きちんと見えつつラクに着られます。

今回は身長156cm、160cm、164cmのスタッフがそれぞれ着用してみました。
ご参考になれば幸いです。

<合わせたアイテム>
ジャカード織のジャケット 菱紋 紺
ジャカード織のワンピース 菱紋 紺
しけ絹のコサージュ 梅
プリーツリネンの巾着バッグ アイボリー

※シューズはスタッフ私物です。3人とも、6cmヒールを着用しました。

身長156cmのスタッフが着用

「シンプルな紺色のなかに、ふっくらと浮かぶ菱文様がすてきな生地ですね。ジャケットは袖のシルエットがぽわっとしているので一色でも地味になりすぎず、華やかさも出るなと思いました。今回つけたコサージュのような、さりげないアクセサリーを合わせて着たいです

ワンピースはウエスト部分にさりげなくタックが入っているので、シルエットにメリハリができ、一枚で着ても単調にならない所も気に入りました」

「中川政七商店のセミフォーマルシリーズは基本的にフリーサイズなので、私の身長だといつもやや大きく感じていたのですが、今回はいつもより細めのシルエット。少し低めの身長の方や、細身の方でも着ていただきやすいと思います。

スカートの丈感は、私の場合はすねが隠れるくらい。長めの丈なのでバランスをとるために、やや高めのヒール靴を履いて合わせたいです」

身長160cmのスタッフが着用

「大人の女性っぽさが出る、品よく着られるお洋服だなと感じました。ワンピースの着丈が長いのに対してジャケットが短めなので、セットアップで着るとバランスが合い、スタイルよく着こなせそうです。

やや細身ですが生地がやわらかいのでまったく窮屈さはなく、忙しいハレの日の場でも動きをじゃませず着られそう。生地のつや感がお祝いのシーンなどにぴったりですね」

「自分で実際にコーディネートするときは、お洋服の上品な印象を活かしてアクセサリーや靴などは極力シンプルに抑えたいです。今回のコサージュやバッグのような少し明るめの色を入れて、明るく着られたらなと思います」

身長164cmのスタッフが着用

「私のような背がやや高い方でもスカートの丈感がちょうどよく、足をあまり出したくない方にもおすすめです。ワンピースの縦長ラインが全身をすっきりと見せてくれるのに、意外とゆとりがあるのでインナーにあったかシャツなども着こめそう。首回りがシンプルなので、セミフォーマル服の定番アクセサリーであるパールネックレスとも相性がいいですね」

「ジャケットを脱ぐと、よりコンパクトな印象で着られるのもお気に入り。ワンピースは袖丈が七部程度なのでジャケットを着てももたつかず、少し気温の上がる日も爽やかに装えそうだなと思いました。

最近はセミフォーマル服のデザインも幅が広がり、ご自身らしい着こなしをされる方が増えてそれもとっても素敵だと思うのですが、このシリーズはきれいめの小物を合わせて、あえてクラシカルな印象で着たいなと思いました」

コンパクトな縦長シルエットで、すっきりときれいに着られるジャカード織の菱紋シリーズ。ふっくらとした生地感や光沢感は上品な印象で装えます。今も5年後も、その先も、ぜひ長く着用いただければ幸いです。

お手入れについて

ご自宅でもお洗濯いただけますが、必ず洗濯ネットをご利用ください。
乾燥機にかけると縮みますので、乾燥機は避けてくださいますようお願いいたします。
シーズンの終わりには、クリーニングに出していただくと⻑くきれいな状態が保てます。


中川政七商店のセミフォーマルは、他のシリーズも身長別の着用レビューをご用意しています。
よろしければこちらもご覧ください。

【身長別着用レビュー】セミフォーマル「尾州ウールと麻のワンピース」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「尾州ウールと麻のジャケット・パンツ」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「リネンキュプラの波皺ジャケット・ワンピース」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「リネンコットンの重ね襞ジャケット・ワンピース」

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【身長別着用レビュー】セミフォーマル「尾州ウールと麻のワンピース」

特別な日のための服。自分に似合うものを購入して、長く着たいですよね。
そこで今回、少しでも参考になればという思いで、身長別のスタッフ着用レビューをお届けします。

今回取り上げるのは、尾州ウールと麻のワンピースと同シリーズのジャケットです。

ゆとりのあるデザインのためそのままシンプルに着用するほか、タートルネックのニットなどを着こむこともできる一着。スーツ生地の世界3大産地に数えられる尾州で織られた、ウールと麻を織り交ぜた先染の生地を使用して作りました。ワッシャー加工を施した凹凸のある生地は、シワができにくく、目立ちにくいのも特徴のひとつ。清涼感のある肌触りでウール混ながら長いシーズン活躍します。

今回は身長156cm、160cm、164cmのスタッフがそれぞれ着用してみました。

ご参考になれば幸いです。

<合わせたアイテム>
尾州ウールと麻のジャケット
尾州ウールと麻のワンピース
シルク刺繍の重ねネックレス
しけ絹の花飾り 花

※シューズはスタッフ私物です。3人とも、フラットパンプスを着用しました。

身長156cmのスタッフが着用

「生地が軽くてやわらかいので、ジャケットを羽織っても肩が凝りにくそうだなと感じました。ゆとりのあるシルエットでバタバタと忙しい日もしっかり動きまわれそうですね。ワンピースはすとんとしたシルエットですが、後ろから見るとタック入りで、カジュアルななかにきちんとした雰囲気も出せる一着だと思います」

「身長が低めの方は、フラットなパンプスで着るよりもやや厚めの底のシューズや、ヒールが太めのパンプスを履くとバランスがいいのかもと思いました。自分でコーディネートをするなら、カチッとしすぎない雰囲気を活かして、アクセサリーもクラシカルすぎないものを合わせて楽しんでみたいです」

身長160cmのスタッフが着用

「同じシリーズのパンツのセットアップと比べると、よりやさしい印象ですね。身幅のあるデザインとふくらはぎまで隠れる丈感で、着ていて安心感があります。普段からカジュアルで少し気のきいた服が好みなので、これならハレの日の場でも自分らしく、気負わず着られそうです」

「シンプルなデザインなのでバッグやアクセサリー、ヘアスタイルなどでいろんなアレンジができそう。気分や場により雰囲気が変えられて、着回しが効きそうです。普段でも着られそうなデザインですが、上質な生地感なのでセレモニーの場でも浮きませんし、何かと頼りになる一着だと思います」

身長164cmのスタッフが着用

「ジャケットは程よいかっちり感で、仕事で取引先の方とお会いするときなど、きちんとした場でも重宝しそう。手持ちの服と合わせても浮かないので、普段からジャケットスタイルが多くない方にも手に取っていただきやすい一枚だと思います」

「ワンピースはワントーンでシンプルなのですが、丸みのあるコクーンシルエットで少しひねりがきいていて愛着が持てそうなデザイン。流行や年齢に影響されず長く着られますし、しわになりにくく軽やかな着心地なのもお気に入りです」

幅広い身長の方に対応できる丈感の、尾州ウールと麻のワンピース。フォーマルな場から仕事やちょっとしたお出かけまで、ぜひ様々なシーンでご着用ください。

お手入れについて

ご自宅でも手洗いでお手入れしていただけますが、乾燥機にかけると縮みますので、乾燥機は避けてくださいますようお願いいたします。
シーズンの終わりには、クリーニングに出していただくと⻑くきれいな状態が保てます。

しわが⽬⽴ちにくい凸凹した⼿触りの仕上がりになっていますが、もしシワが気になる場合はあて布をしてアイロンがけをしてください。


中川政七商店のセミフォーマルは、他のシリーズも身長別の着用レビューをご用意しています。
よろしければこちらもご覧ください。

【身長別着用レビュー】セミフォーマル「尾州ウールと麻のジャケット・パンツ」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「リネンキュプラの波皺ジャケット・ワンピース」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「リネンコットンの重ね襞ジャケット・ワンピース」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「ジャカード織の菱紋ジャケット・ワンピース」

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【あの人が買ったメイドインニッポン】#68 文筆家の甲斐みのりさんがおすすめする“名建築のかわいい喫茶店”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

今回からゲストは、文筆家の甲斐みのりさん。今回は甲斐みのりさんが選ぶ「名建築のかわいい喫茶店3選」をご紹介いただきます。

それでは早速、聴いてみましょう。

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甲斐みのりさんがおすすめする“名建築のかわいい喫茶店”3選

①国立京都国際会館

②市谷の杜 本と活字館

③富士屋ホテル喫茶室


ゲストプロフィール

甲斐みのり

文筆家。静岡県生まれ。日本文藝家協会会員。大阪芸術大学文芸学科卒業。旅、散歩、お菓子、地元パン®️、手みやげ、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍、雑誌、webなどに執筆。主な著書に『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)、『たべるたのしみ』『くらすたのしみ』(ミルブックス)、『にっぽん全国おみやげおやつ』(白泉社)など。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


番組へのご感想をお寄せください

番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回も引き続き、文筆家の甲斐みのりさんにお話を聞いていきます。1/17(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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