【季節のしつらい便】お月見をたのしむ団子のアレンジレシピ


十五夜は中秋の名月ともいわれ、毎年旧暦8月15日(現在の9月7日~10月8日の満月の日)に行われる月見の行事です。
1年の中でも空気が澄み月がきれいに見えることから、この日に作物を供えて月を見ることが定着しました。

そのように、古来日本に伝わる歳時記を楽しんで頂きたいという想いで、親子で楽しむ歳時記体験キット「季節のしつらい便 お月見」をつくりました。


季節のしつらい便とは?
日本に伝わる年中行事を、親子で楽しめる体験キット。
「つくる」「しつらう」「つながる」体験を通して、自然と歳時記や文化を学ぶことができます。
これまで体験したことがない行事でも大丈夫。
「季節のしつらい便」が、親子で過ごす楽しいひとときを贈ります。

つくって飾ったあとには、おいしい団子を楽しみたいもの。
そこで、気軽につくれるお月見団子のアレンジレシピをご紹介します。
 

【お月見みたらし団子】


◆材料
醤油 大1
砂糖 大3
水 大3
片栗粉小2
お月見団子3個×4本
 
◆つくり方
①小鍋に調味料と水を入れ弱火にし、よくかき混ぜながら火をいれ、透明になるまで煮詰める。
②月見団子を串に刺し、グリルや焼き網、オーブントースターなどににのせて焦げ目をつける。
③できた醤油あんをかけて完成。

お団子が硬くなっている場合は、レンジなどで少し温めておくとおいしくお召し上がりいただけます。
 

【お月見団子汁(4人分)】


◆材料
ごぼう 1/2本
にんじん 1/2本
里いも 小4個
かぼちゃ 小玉1/8個
長ねぎ 1/2本
生椎茸4枚(生椎茸は乾椎茸にして、戻し汁をだしに使ってもOK)
いりこ 5尾(簡単に作る場合は、だしの素やパックだしなどでも代用OK)
水6C
お月見だんご16個
みそ 大4
 
◆つくり方
①鍋に水を入れ、いりこを入れて、沸騰したら、いりこを取り出す。
②ごぼう 、にんじん、里いも、かぼちゃ、生椎茸は食べやすい大きさに切る。
③切った野菜と椎茸を入れ、火をいれて柔らかくなるまで煮る(中弱火で15分くらい)。
④月見団子を入れ、みそを溶く。ひと煮立ちしたら、味をみて調整し、小口切りにした長ねぎを入れて火を止める。

七味やゆずごしょうをそえると香りが引き立ちます。
 
 
その他甘味なら、きなこ、黒蜜、粒あんを添えるだけでもおいしくいただけます。
今年は十五夜が10月1日と少し遅めで夜は少し肌寒い時期なので、飾っている間に硬くなってしまった時には、ゆで小豆などを活用してぜんざいにするのもおすすめです。
甘味が苦手な方には、食卓の一品として、ミートソースグラタンの具にしたり、クリームシチューの具材としても活用いただけます。
 

今年の十五夜は10月1日。
お団子をつくって飾って食べて、お月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 

【わたしの好きなもの】5種類の野菜・果物で染めた花ふきん

食べ物で染めたふきんで、食べ物を包みたくなりました

中川政七商店の花ふきんは、ふきんとして何年も使っている我が家の台所の定番アイテム。
ふきん→台拭き→雑巾と3段階で使うのはもちろん、蒸し物に使ったり、お弁当を包んだり、それはそれは、お世話になっています。

この野菜や果物で染めた花ふきんは、やはり最初はパッケージの絵柄に目を惹きつけられますが、ふきんをじーーっと見ていると、どこか土を感じる色に思えてきて、大地に溶け込む色ってなんだかほっとするなと思ったり。



そうすると、ふとこのふきんで野菜を包んだら素敵なんじゃないかと思いついたのです。



かや織だから通気性も良く、汚れたら洗えるし、風呂敷みたいに大判だからバッグのようにして、野菜の保存にぴったりなのでは!と、早速使ってみました。

あえて糊を落とさずにパリッとしたまま使って、野菜がほんのり透けて見える様子を楽しんでいます。



我が家は、畑で採れた野菜を友人宅に持っていくことが多いのですが、最近スイカが実ってきたので、 今度ふきんで包んで持っていったら、ふきんもスイカも両方手土産になって喜ぶはず!と企んでおります。

おまけですが、このかぼちゃを包んでいるのは「赤かぶで染めた花ふきん」なのですが、なぜ赤かぶなのに緑?って思いませんか?もう不思議で不思議で。
デザイナーに聞いたところ、植物はそれを彩っている色の色素をどこにでも含んでいるらしく、簡単に言いますと赤い皮からでも緑の葉の色を抽出できるそうなんです。もちろん赤い皮から赤を抽出できるんですが、今回は緑が綺麗だったので、そちらを使ったということでした。

そういえば、桜も幹の皮から桜色が抽出できるんですよね。何度聞いても植物の不思議に「ほほぉ~」と感心するばかりなんですけどね。

編集担当 平井

【わたしの好きなもの】手織り麻を使ったフリルシャツ

長い間、着心地のいいシャツを探していました。

暑がりで、かちっとした形が少し苦手なこともあって、シャツを着る機会が少なかった私。 でも心の中では、パリッとした印象が必要なシーンに着ていきたくなるような、お気に入りのシャツがあったらなあと思っていました。

そんな願望を叶えてくれたのが、「手織り麻を使ったフリルシャツ」。 まず驚いたのが着心地の軽さです。

シャツといえば綿でタイトというイメージですが、素材が麻だと着用感がこんなに変わるのかと、不思議なほどに軽やか。

羽織れるくらいのゆったり具合で窮屈な感じがなく、風通しがよい、というシャツに求める条件が揃っていて「これは長く着ていても肩がこりにくい!」とうれしくなりました。

アクセントになっている前立てと襟、袖口の切替部分には手績み手織りの麻生地が使われています。

この手織り麻は10日でようやく約24mが織りあがるという、糸から手作業で撚られた貴重な生地。
手織り麻を使った洋服はとても珍しく、つくられた過程を知るとより贅沢な気持ちになります。 素材の上品さのおかげで一枚で着ても様になるところも気に入っています。

また縦糸と横糸の表情がある生地はハリがありながらもしなやかで、やさしい肌あたり。
はじめはパリッとしていて、洗いをかけるごとに少しずつやわらかい風合いになっていきます。 時間とともに変化が楽しめる、麻ならではの魅力がぎゅっとつまったシャツです。

【わたしの好きなもの】 THE POCKET T-SHIRTS

夏だけじゃない、ずっと使えるTHEのTシャツ


夏の定番着と言えば「Tシャツ」ですが、だいたい1~2年も着れば首周りや裾が広がってヨレヨレということもしばしば。毎年新しいものを買っているような気がします。

カラフルだったり、トレンド感があったり、その年のTシャツを楽しむのもいいのですが 、「これ!」というベストなものが色違いで3枚くらいあれば十分なのに、とも思うのが大人のTシャツ選びのジレンマです。


そんな折、会社の知人のススメで「THE POCKET T-SHIRTS」を夫用に買ってみることに 。 色はベーシックに白を選びました。夏ですしね。


さっそく試着してもらうと「肌触りが全然違う!」と嬉しそう。 袖や身頃をさすりながら、「生地に厚みがあるね。ちょっと光沢があるけどこれ綿100%なの?」と興味津津でした。

それもそのはず、今回来てもらった「THE POCKET T-SHIRTS」の原料は、超長綿(ちょうちょうめん)、別名スーピマコットンと言われるもので、シルクのような光沢や上質な 風合いを持っており、通常のコットンとは一線を画すのだそう。


触ってわかる肉厚の生地は、THEのオリジナル生地で、通常アウターなど厚手の生地製造に使われる「ダブルニット機械」をあえて使うことで、ふっくらとした上質な生地に仕立てられています。洗濯をしても、へたったり、毛羽立ったりがなく、型崩れしにくいので手間いらず。生地自体が丈夫なので、これから何年も着続けられそうなTシャツです。


夏だけではなく、パーカーやジャケットを羽織って秋口にも使えそうな生地感なので、きっと出番が多くなるだろうと、色違いで黒も買ってみました。ようやく出会えたベストTシャツ。調子に乗って私も夫のLサイズを試着。


案外そこまでダボダボになることもなく 、着丈も一般的なものより1~2cmほど短いので、女性でもオーバーサイズで今っぽく着ることができます!


袖は2回折ると可愛くなって良い感じ。今度借りるね、と夫に夫婦共用のお願いをしにいきました。

<掲載商品>
THE POCKET T-SHIRT

編集担当 今井


▼こちらの特集でTHEの他アイテムもご紹介しています
定番として持っていたいTHEの服特集

【わたしの好きなもの】 保存の器

おかえりデザートに保存の器


保存容器といえばプラスチックのものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回は、新たに購入した“磁器”の「保存の器」について紹介したいと思います。


この器、ラップをするのではなく、付属のフタをして使います。保存したときに、臭いが漏れ出るのでは?と不安でしたが、翌朝冷蔵庫を開けても入れていたおかずの臭いは気になりませんでした。

大小の2サイズがある「保存の器」。我が家では、おかずには大サイズをよく使い、小サイズはちょっとしたデザートを作るのにも使っています。


最近は「牛乳寒天」にはまっていて、一人分を作るのに小サイズがぴったりなんです。1回に2~3個ほど作って冷やしておいて、仕事から帰ってきてキンキンに冷えた牛乳寒天を食べるのが至福の時間です。この時間を私は「おかえりデザート」と呼んでいます。


小サイズは他にも素麺のめんつゆ・薬味セットの器として使ったりします。そもそも中鉢と小皿を合わせたような形になっているので、中鉢部分にめんつゆ、小皿部分には食べるときに薬味を盛り付けてテーブルへ。見た目はもはや外食で食べる蕎麦屋さんのよう。夏ならではのお気に入りの使い方です。


<特集>
おいしく保てる保存容器はこちら


編集担当 今井

【わたしの好きなもの】かもしか道具店 陶の飯びつ

炊きたてに戻る陶器のおひつ

わが家のごはんは、土鍋で炊いています。
朝は高校生の息子のお弁当用、夜は晩ごはん用、というタイミングで炊いて、 残ったごはんはすぐに冷凍庫へ。実は、この冷凍するということに、 なんだかずっともやもやした気持ちを持っていました。

たとえば夜に炊いたごはんは翌日の朝のお弁当用にすぐ解凍します。風味を保つためとはいえ、 数時間後に温め直すものをその都度冷凍するのはちょっと残念かも。

そんな風に感じていたとき、この「陶の飯びつ」に出会いました。



それまで、保存といえばプラスチックの容器を使うのが当たり前だった私は、「そんなに違うものなの?」と半信半疑で試してみたのですが・・・「そんなに違いました!!!」


プラスチックのものでごはんを保存した場合、温め直したら内側に水分がびっしり。
蓋を開けたら水滴が落ちてくるほどでした。
ほかほかになるまで温めると素手で持てないくらい熱くなるし、底部分のごはんはベタッとしてしまう。


それに比べて「陶の飯びつ」を使ってみたら、蓋を開けた瞬間ほかほかの湯気が立ち上がり、
まるで炊きたてのような粒のたったごはんが出来上がるのです。



温めの目安は、500Wで3分間。
これで中はしっかりと熱くなっていて、一方で外側はちょうどあったかいくらいの温度になっているのにも 驚きました。
内側に水滴も付かず、ごはんがこびりつくこともなく、抜群の状態を保っています。



「陶器ってすごい!!」しみじみと感動したものです。

サイズは2種類。約1合用の「こぶり」と1.5合用の「ふつう」があり、どちらも持っていて使い分けています。



夜炊いた時は「こぶり」サイズにお弁当用のごはんを入れたり、朝炊いた時は「ふつう」サイズに晩ごはん用を入れたりといった具合。


できれば炊きたてをお弁当に入れてあげたいけど、ちょっと明日は起きるのがつらいなと思った時も、飯びつのおかげで美味しいごはんを用意できるという、心強い朝の味方ができました。


編集担当 宮浦