【あの人が買ったメイドインニッポン】#37 著作家・山口周さんが“一生手放したくないもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

ゲストは引き続き、著作家の山口周さん。今回は「一生手放したくないメイドインニッポン」についてのお話です。

それでは早速、聴いてみましょう。

[山口周さんの愛着トーク]
・一生手放したくないのは、「鉄工職人の田ケ原弘さんが作るステンドグラス」
・ギリシャ語で「ΙΧΘΥΣ(イクトゥス)」と書かれている
・光があたると、空間を浄化するような美しさ
・家に置くもので気を付けているのは、全体の調和
・物として素敵かどうか以上に、家にある物と仲良くなれるかどうか
・心地好い暮らしは、身の丈に合ってること
・言葉を変えて言うと、心地好さと規律のバランスが取れていること

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山口周さんが一生手放したくないメイドインニッポン

山口周さんが“一生手放したくない”メイドインニッポンは、「鉄工職人の田ケ原弘さんが作るステンドグラス」でした。


ゲストプロフィール

山口周

1970年東京生まれ。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在、株式会社ライプニッツ代表、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバーなどの他、複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める。中川政七商店の社外取締役も務める。
著書に『ビジネスの未来』『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』『クリティカル・ビジネス・パラダイム』など。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


番組へのご感想をお寄せください

番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回も引き続き、著作家の山口周さんにお話いただきます。6/7(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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【くらしの景色をつくる布】#3 CIRCUS・鈴木善雄さん引田舞さん

皆さんは暮らしを飾るインテリアを、どんなふうに選んでいますか?

いわゆる賃貸のマンションに住んでいると、間取りや壁紙などの躯体はそんなに代わり映えがしません。かく言う我が家も賃貸マンション住まいです。
暮らしを飾る物を上手に取り入れることで、もっと自分らしい心地好い空間をつくっていきたい。個人的にもそう思っていた折に発売したのが、インテリアコレクション「くらしの工藝布」。使い手次第でさまざまな取り入れ方が膨らむ表情豊かな布たちは、暮らしを飾るのにぴったりのアイテムです。
この人の家で使ってるところを見てみたい!と思った方にお声がけして、実際に使ってみていただきました。

鈴木善雄さん、引田舞さんご夫妻

今回訪ねたのは、店舗の内装設計やディレクションを行い、古今東西の古道具や作家作品の買い付けもするユニット「CIRCUS(サーカス)」の鈴木善雄さん、引田舞さん。東京・新木場にあるショップ、カフェ、スタジオなどが集まった複合施設「CASICA」のディレクションだけでなく、渋谷PARCO内のショップ「Archives」を運営したり、子ども服ブランド「tapis」を手がけるなど、幅広く活動されています。

キッチンの壁面

家族4人で暮らす家の玄関を開けると、大きなダイニングテーブルと、キッチンの壁面にずらりと並ぶ棚の数々が目に入ります。キッチンの壁面に設置された古家具は、家をリノベーションした際に、自分達でパズルのように組み合わせていったそうです。

そんな古今東西のものが入り混じる空間で、「くらしの工藝布」を取り入れていただきました。取り入れていただいたのは、こちらのラインナップです。

手刺しのタペストリー(曲尺)M
滝織の多様布 本藍染 濃藍

壁を飾るハードルを下げてくれる「手刺しのタペストリー」

「壁面って何もないと寂しいけど、絵を飾るのは少しハードルがあるじゃないですか。
単純に高額ですし、僕は飽きっぽいので、この値段をかけて飽きちゃったらどうしようっていうためらいもあります。でも布であれば、ぐるぐるローテーションさせやすいですよね。
それこそ手刺しのタペストリーは主張が強いわけでもないし、壁面を飾るハードルを下げてくれると思います」(鈴木さん)

壁面に合わせて、吊り方を変えられるよう真鍮のバーが2種類と紐が同封されている

「具象のモチーフではなく模様になっているのも、家の中になじみやすいですよね。
それに、このタペストリーは、壁に掛ける際の仕様もきちんと考えて作られているので、その点でも取り入れやすいと思います」(引田さん)

布だからこそ、さまざまに使える「滝織の多様布」

「滝織の多様布は、ソファの横にくるくるっと丸めて置いておくだけで、ちょっと雰囲気を変えてくれます。見せたくないものの上にぱさっと掛けて、隠すのにもいいですよね。
他にも、防寒のためではなくて、なにか体に掛けたい時ってありません?生地がやわらかくて適度に重みがあるので、そういう時にもいいと思います」(鈴木さん)

「これからの時期は子ども達がお布団を掛けてくれないので、子どもが寝る時にもよさそうです。爆睡してても掛けた瞬間蹴っちゃうのですが、お腹にはなにか掛けておきたくて。お布団より通気性もいいし、子どもに掛けるのにちょうどいいサイズだと思います」(引田さん)

「テレビを見ない時に掛けておくのもいいですね。テレビって埃がすごく目立ちやすいじゃないですか。そういえば実家でもテレビには布を掛けていて、試しにかけてみたら我が家のテレビにはぴったりでした」(引田さん)

経年変化して味わいが出るものを、大切に長く使う

「自宅に取り入れるものも、CASICAで扱うものも、幅の違いはありますが、基本的な考え方は一緒です。すぐだめになってしまったり、経年変化が愉しめないようなものはなるべく置きたくないなと思っています。やっぱり古いものを扱っているので、経年変化して味わいがどんどん出てくるようなものを取り入れたいですね」(鈴木さん)

ものを大切にというのは、伝え手としても大切にしていて、暮らしの道具は長く愛用してもらえるよう、自分達が使っていいと思ったものを販売している

「基本的に手仕事のものが好きなんですよね。買う時の値段は少し高くなるかもしれないけど、長い年月使えばいいと思っていて。手仕事のものの方が、なんかやっぱり飽きないんです。
10年後20年後に、趣味は変わっているかもしれないけど、ベースの軸は変わらないと思うんですよね。何年経っても手仕事は好きだろうなと思います。
くらしの工藝布も、そういった工芸品ならではの魅力をもっていますよね」(鈴木さん)

未来のアンティークを育てるために、今のものづくりを大切に

「それに、古いものを扱うからこそ、現行のものづくりを大切にしないといけないとも思っています。
CASICAを始めた頃に、『古いものだけでいいのに、なんで新しいものを扱うんですか』って聞かれたことがあるんですけど…
僕らがいいなと思う古いものって、作られた当時は新しい工芸品だったわけじゃないですか。時間が経ってアンティークになっていったものなので、今度は僕らが新しいものを守らなければ、未来のアンティークは生まれないですよね。
過去のものが好きだからこそ、未来のアンティークを育てないといけない。そのためには、現行のすばらしい産業を維持しないといけないし、そこに対して敬意をもたないといけないとも思っています」(鈴木さん)

「くらしの工藝布でテーマにされていた裂織や刺し子の技術も、放っておいたら失われてしまうかもしれない。ちゃんと作る人がいて、産業を守っていくのは大事なことだと思うので、こういう取り組みは必要なことだなと思います。
もしかしたら、100年後に誰かが競り落としてるかもしれないですよね。『オールド中川』って呼ばれて売られているかもしれない。なんかそういうことを想像するのも面白いなと思います」(鈴木さん)


<掲載商品>
手刺しのタペストリー(曲尺)M
滝織の多様布 本藍染 濃藍


鈴木善雄さん、引田舞さん

アートディレクションやブランディング、古家具の卸、商品セレクト、ギャラリー企画などを行うユニット「CIRCUS」を主宰。
東京・新木場の「CASICA」や子供服「tapis」のディレクションに加え、「TAKIBI BAKERY」や渋谷PARCO 4Fにある「Archives」も手がけている。

そんなお二人のまなざしで選ばれたものが気になった方は、ぜひ下記の店舗に足を運んでみてください。

CASICA
東京・新木場で展開する、ショップやカフェ、ギャラリーなどがある複合施設。ショップでは、時代や価格、国や民族にとらわれず、ものの魅力を再考し再構築している。
今年4月には食料品庫「CASICA PANTRY」も新設された。

Archives

渋谷PARCOの4階で展開するショップ。博物館のバックヤードをコンセプトとし、膨大なストックの一部と思考回路を覗くようなアーカイヴが積み上げられている。


<関連特集>

<関連記事>
くらしの景色をつくる布

文:上田恵理子
写真:田ノ岡宏明

【あの人が買ったメイドインニッポン】#36 著作家・山口周さんが“ついつい買ってしまうもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

ゲストは引き続き、著作家の山口周さん。今回は、「ついつい買ってしまうメイドインニッポン」についてのお話です。

それでは早速、聴いてみましょう。

[山口周さんの愛着トーク]
・目に心地の好いもの、人の叡智を感じるものが心を豊かにしてくれる
・ついつい買ってしまうのは、「古いぐい吞みや薩摩切子のグラス」
・際限がないので、月に1つまでと決めて購入している
・生活の中で使える、手で愛でることができるのが魅力
・目で見ても美しく、手にもった質感や重量感、口あたりの違いを愉しめる
・古くから残っているものは、時代の風雪に削られない強度がある
・人類がずっと受け継いできた文化は、人が幸せになるのに必要なこと

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山口周さんがついつい買ってしまうメイドインニッポン

山口周さんが“ついつい買ってしまう”メイドインニッポンは、「古いぐい吞みや薩摩切子のグラス」でした。


ゲストプロフィール

山口周

1970年東京生まれ。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在、株式会社ライプニッツ代表、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバーなどの他、複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める。中川政七商店の社外取締役も務める。
著書に『ビジネスの未来』『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』『クリティカル・ビジネス・パラダイム』など。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


番組へのご感想をお寄せください

番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回も引き続き、著作家の山口周さんにお話いただきます。5/31(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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【あの人が買ったメイドインニッポン】#35 著作家・山口周さんが“最近買ったもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

今回からゲストは、著作家の山口周さん。初回は「最近買ったメイドインニッポン」についてのお話です。

それでは早速、聴いてみましょう。

[山口周さんの愛着トーク]

・家事は総合芸術
・家づくりは人生づくりであり、最も楽しい時間の使い方
・家事を他の人に任せて仕事に集中するなんてもったいない
・最近買ったのは、神金自転車商会の自転車
・いま古い自転車が好きな人は日本にオーダーしている
・時間が経つとボロくなるのではなく、渋くなるもの
・変化によって情報量が増えることが愛おしさに繋がる

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山口周さんが最近買ったメイドインニッポン

山口周さんが“最近買った”メイドインニッポンは、「武蔵野のオーダー自転車工房・神金自転車商会の自転車」でした。


ゲストプロフィール

山口周

1970年東京生まれ。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在、株式会社ライプニッツ代表、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバーなどの他、複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める。中川政七商店の社外取締役も務める。
著書に『ビジネスの未来』『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』『クリティカル・ビジネス・パラダイム』など。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


番組へのご感想をお寄せください

番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回のゲストは、著作家の山口周さんです。5/24(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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【あの人が買ったメイドインニッポン】#34 プロダクトデザイナー・柴田文江さんが“一生手放したくないもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

ゲストは引き続き、プロダクトデザイナーの柴田文江さん。今回は「一生手放したくないメイドインニッポン」についてのお話です。

それでは早速、聴いてみましょう。

[柴田文江さんの愛着トーク]

・一生手放したくないのは、「森正洋さんのお茶碗」
・使うまでは、大きいんじゃないかと思っていたけど…
・実際には、少しだけ盛ってもごはんが美しく見えた
・作家的でありながら、定番であり続けて買い足せる
・食器を買う時は2個ずつ買うといいよと教わった
・6個揃えるとつまらないから、2個ずつ同じものに。
・日常では3パターン楽しめて、来客時には6枚セットで使える
・心が動いた物だけで環境を作ることで、気持ちのいい空間になる

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柴田文江さんが一生手放したくないメイドインニッポン

柴田文江さんが“一生手放したくない”メイドインニッポンは、「森正洋さんのお茶碗」でした。

柴田文江さんと作った商品①琺瑯の手しごと容器

柴田文江さんと作った「琺瑯の手しごと容器」を6月5日から発売します。梅干しや漬物を漬けたり、味噌を作ったり、さまざまな手仕事に活躍します。

柴田文江さんと作った商品②かきまぜやすい琺瑯のぬか漬け容器

こちらは昨年発売した「かきまぜやすい琺瑯のぬか漬け容器」。時に”柴田アール”とも呼ばれる柔らかい曲線を描いた丸角の形状が特徴です。 和洋を問わず、どんなキッチンにも馴染む、自然な佇まいをもった容器になっています。

柴田文江さんと作った商品③吹きガラスの保存瓶

こちらは、旬の果実酒づくりに活躍する「吹きガラスの保存瓶」。食材が時間をかけて育っていく過程を最大限に楽しむべく、あえて出して飾っておきたくなるような佇まいの保存瓶です。


ゲストプロフィール

柴田文江

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経てDesign Studio S設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などの受賞歴がある。武蔵野美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務める。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
最近買ってよかったものは「沖縄の抱瓶」。


番組へのご感想をお寄せください

番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回のゲストは、著作家の山口周さんです。5/17(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

中川政七商店ラヂオのエピソード一覧はこちら

【あの人が買ったメイドインニッポン】#33 プロダクトデザイナー・柴田文江さんが“自分で作るもの”

こんにちは。
中川政七商店ラヂオの時間です。

ゲストは引き続き、プロダクトデザイナーの柴田文江さん。今回は「自分で作るおすすめメイドインニッポン」についてのお話です。
セレクトしたのは、中川政七商店でも販売している「庖丁工房タダフサの包丁」。どんな風に考えて作ったのかデザイナーの話を聞ける中々ないチャンスです。

それでは早速、聴いてみましょう。

[柴田文江さんの愛着トーク]
・自分で作るおすすめは「庖丁工房タダフサの包丁」
・デザインは作りこむだけじゃなく見つけることも大事
・材のよさを生かして、作ったというよりも見つけだしたデザイン
・使う人が「自分の物」と思えるものを作りたい
・物は本来無機質だけど、湿度感を感じる物を作ろうとしている
・物がそのひとの生活空間をつくり、人生をつくることに繋がる
・自分自身、物を買った後に暮らしが変わるのがすごく楽しい

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柴田文江さんが自分で作るおすすめメイドインニッポン

柴田文江さんが作るおすすめメイドインニッポンは、「庖丁工房タダフサの包丁」でした。

企画展「design by Fumie Shibata」を開催中

5/6まで、東京・丸の内のコンランショップで、「design by Fumie Shibata」を開催中。
柴田文江さんがデザインした物だけでなく、どんな風に考えてデザインしたかを知れるまたとない機会です。

柴田文江さんと作った商品①琺瑯の手しごと容器

柴田文江さんと作った「琺瑯の手しごと容器」を6月5日から発売します。梅干しや漬物を漬けたり、味噌を作ったり、さまざまな手仕事に活躍します。
琺瑯の手しごと容器で作る大粒梅の梅干しセット」は、ただいま予約受付中です。

柴田文江さんと作った商品②かきまぜやすい琺瑯のぬか漬け容器

こちらは昨年発売した「かきまぜやすい琺瑯のぬか漬け容器」。時に”柴田アール”とも呼ばれる柔らかい曲線を描いた丸角の形状が特徴です。 和洋を問わず、どんなキッチンにも馴染む、自然な佇まいをもった容器になっています。

柴田文江さんと作った商品③吹きガラスの保存瓶

こちらは、旬の果実酒づくりに活躍する「吹きガラスの保存瓶」。食材が時間をかけて育っていく過程を最大限に楽しむべく、あえて出して飾っておきたくなるような佇まいの保存瓶です。


ゲストプロフィール

柴田文江

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経てDesign Studio S設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などの受賞歴がある。武蔵野美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務める。著書『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』。


MCプロフィール

高倉泰

中川政七商店 ディレクター。
日本各地のつくり手との商品開発・販売・プロモーションに携わる。産地支援事業 合同展示会 大日本市を担当。
古いモノや世界の民芸品が好きで、奈良町で築150年の古民家を改築し、 妻と二人の子どもと暮らす。
山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。風呂好き。ほとけ部主催。
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番組をご視聴いただきありがとうございました。
番組のご感想やゲストに出演してほしい方、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いなど、ご自由にご感想をお寄せください。
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次回も引き続き、プロダクトデザイナーの柴田文江さんにお話を聞いていきます。5/10(金)にお会いしましょう。お楽しみに。

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