もうすぐ春の陶器市。益子で知っておきたい人・場所・おやつ

今年は4月27日(土)~5月6日(月・祝)に春の陶器市が行われる益子。
大型連休と重なって、一層賑わいそうですね。

せっかく訪れるなら、周りの見どころも楽しみたいところ。
そこで今回は、さんち編集部のおすすめをご紹介します。陶器市の予習や、一足早い春の窯元めぐりの参考にもどうぞ。

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仁平古家具店/pejiteオーナーの仁平透さんに聞く益子焼

目利きが注目する、益子の作家たち

仁平古家具店・pejiteのオーナー 仁平 透さんに聞く、益子焼のこと

約250の窯元と、400人前後の陶芸家がいるという益子。独自の目利きにファンが多い、仁平古家具店のオーナー・ 仁平透さんに、注目の作家さんや選ぶときのポイントをうかがいました。

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泉'sベーカリー・益子

益子焼を買ったら、濱田庄司由来の酵母を使うパン屋を探しに

窯元めぐりをしていたら、お腹がすいて来ました。益子の陶芸家に愛されている、移動式のパン屋さんがあります。

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パナマの織物

世界の民芸品が2000点!人間国宝・濱田庄司のコレクションが見られる資料館

公益財団法人 濱田庄司記念益子参考館

益子に来たら、やっぱりこの場所は訪ねておきたいですね。濱田庄司記念益子参考館へ。

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焼き物だけじゃない、1泊2日の益子旅

泊まりで楽しむぞ、という人はこちらをどうぞ。益子を拠点に、ちょっと足を伸ばしたスポットもご紹介しています。

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最後に・・・

見どころ情報をまとめた「益子」特集ページがあります!アプリで見ると地図からも記事やスポットが探せるので、ぜひお出かけに活用してみてください。

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それでは、次回もお楽しみに。

お花見にあると嬉しい「かご」や「ぬの」集めました

少しずつ暖かさを感じる日も増えてきました。編集部から見えるお庭には梅の花が咲き、春がだんだんと近づいていることを実感します。

もう少し暖かくなれば、お花見の季節。今日は、お花見にあると「おっ」と一目置かれるようなアイテムを紹介します。

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春のお出かけに最適な「コリヤナギのバスケット」

二〇一七 弥生の豆知識

 

柳と聞くと枝を垂れる姿を思い浮かべますが、コリヤナギは大地から天を仰ぐように真っ直ぐに育ちます。そんなコリヤナギでつくられたバスケットは、軽いけれどしっかり編みこまれていてとても丈夫。お弁当や水筒を入れてピクニックに行くのに憧れるフォルムです。

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産地:豊岡

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シニア職人が生み出す「サンドイッチかご」

とみながのサンドイッチかご

かわいいを生み出すのはシニア職人。創作竹芸とみながの「サンドイッチかご」

 

サンドイッチ専用のかごが鹿児島にありました。ひと編みひと編み丁寧につくる一品はあっという間に売り切れてしまうそうです。

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産地:薩摩

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親しみやすく使いやすい「肩ひじはらないハンカチ」

3月14日に贈る 奈良を描くハンカチ

 

ハンカチは、お出かけの必需品。パリとバルセロナを拠点に活躍するアーティスト、フィリップ・ワイズベッカー氏のちょっと特別なハンカチで、お花見気分を盛り上げてみるのはいかがでしょうか。

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産地:奈良・大和郡山・生駒

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涼しげなペットボトルホルダーにもなる「手ぬぐい」

夏の手ぬぐい活用術を、専門店に聞く

 

ハンカチよりも大きくてタオルより場所をとらない手ぬぐい。実はいろいろな使い方ができるんです。コツさえ掴めば、簡単にお洒落なペットボトルホルダーに変身します。

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産地:堺

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スニーカーでもパンプスでも!脱げない「フットカバー」

スニーカーでもパンプスでも「脱げない」フットカバー。プロサッカー選手も認める靴下メーカーの挑戦

 

靴下ブランド2&9「ぬげにくいくつした」を作った、スポーツソックスメーカー「キタイ」開発秘話

フットカバーがすぐ脱げてしまう‥‥そんなあなたに朗報です。Jリーガーも密かに愛用するという靴下メーカーが立ち上がり、「脱げにくい」フットカバー作りに挑みました。レジャーシートの上でも安心です。

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産地:奈良・大和郡山・生駒

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それでは、次回もお楽しみに。

中川政七塾長が語る。教育事業「コトミチ」の価値と手ごたえ

「中川淳を10人つくってほしい!」

2015年の秋のこと。新潟県三条市の國定勇人市長から、こんな依頼があった。

株式会社中川政七商店会長にして『さんち』の立ち上げ人、「中川淳」改め「中川政七」(2016年に襲名)と國定市長の付き合いは、2011年に中川が「庖丁工房タダフサ」のコンサルティングに携わった時から。

「そんなに簡単に10人作れるなら、うちももう少し楽になってますよ」と胸のうちで苦笑しつつ、「日本の工芸を元気にする!」ためにはできるだけ多く中小工芸メーカーを再生できる人材を育成することが急務だと感じていた中川は、「わかりました」と頷いた。

三条市市長の國定勇人さん /写真:三条市提供

ここから、中川が塾長になり経営、クリエイティブ、売場までを考えて結果を出せるプロデューサーを育てる教育プログラム「コトミチ」が始動した。

1期は2016年1月から6月まで計6回開催され、23名が卒業。第2期は2017年5月から2017年10月まで、同じく計6回の講座が開かれ、16名が卒業した。

既に「中川流」の取り組みを始めた卒業生が出てきており、三条市に新しい風が吹いている。

今回は改めて「コトミチ」の成り立ちと意義、目指すものについて話を聞いた。

共通言語を作る

― コトミチのコンセプトを教えてください。

中川:以前から強く感じている課題ですが、ブランディングや新商品の開発を進める時に、経営・マネジメント側とクリエイティブ・デザイナー側は、同じ日本語を話しているようで通じ合えていないんですよね。

そのふたつの人種に共通言語をつくろうということです。
同じ言葉を話して円滑にコミュニケーションができれば、プロジェクトの成功率は絶対上がるはずなんです。

それに加えて、共通のフローを持とうと。それぞれのやり方があると思いますが、それを毎回、毎回持ち込んでも、お互いしんどいでしょう。だから、一定の流れを作りましょうということです。

結果的に、受講生も経営者とクリエイティブ系の人がだいたい半々になりました。

― 経営者とクリエイティブ、それぞれが学ぶ場所や機会は多いと思いますが、肩を並べて一緒に学ぶのは珍しいと思います。

中川:そうですね。その「共通言語」のないメンバーで、決算書の見方からお客さんの手に渡るまで一気通貫で学ぶというのがコトミチの特徴だと思います。

一番気をつけたのは、勉強のための勉強にしてはいけないということでした。それで、授業を聞くだけの講座にならないよう、最終回にプレゼンを持ってきています。

過去2回とも20人くらいの生徒が参加したんですが、途中で事業者とクリエイティブにチームを組んでもらう。いくつかできたそのチームで、自社のビジョンや事業計画を作り直してもらって、最後に新ブランドのプレゼンをしてもらうんです。

毎回8社前後、プレゼンするチームが出てくるんですけど、2つ、3つ筋のいいものがありますね。逆に、イマイチだと思ったものは率直に指摘します。それを事業化したら大怪我するので。

中川政七

経営とクリエティブのリテラシーを高める

― 授業項目は「会社の診断」「ブランドをつくる」「商品をつくる」「コミュニケーションを考える1、2」「成果発表会」の計6回ですが、それぞれの内容を見るととても具体的ですね。「商品をつくる」授業では「売値の決定」「予算と初期製造金額」なども含まれています。

中川:経営、クリエイティブ、売場までを把握するために必要な最低限のリテラシーを身に着けてもらい、ちゃんと結果につながる、事業につながる内容にしました。

例えば、クリエイティブな人は数字が苦手というイメージがありますが、工芸の世界では事業者だって決算書すら見ていないことが多いんですよ。みんな会計士に任せっきりですから。

でもそれじゃいけませんよということ。ただ、ROE(株主資本利益率)とかROY(投資利益率)とかそういう難しいことには触れません。A+B、そこからCを引くと営業利益ですという誰でも理解できるような話をしています。

― ブランドや新商品をつくるために、まずは基礎を固めるということですね。中川さんは受講生に何を期待していますか?

中川:これまで、経営者は経営の言葉、デザイナーはデザインの言葉だけを使ってきました。先述したように、それでは同じ日本語で話しているのにかみ合わないから、何をやるにしても穴だらけになってしまうんです。

だからこの講座を受講する経営者には自分のクリエイティブのリテラシーを高めてもらう、デザイナーには経営のリテラシーを高めてもらう。そうやってお互いに理解できる、わかりあえる範囲が重なり合うようになると穴がなくなって成功する確率が高まります。

中川政七氏の手元の資料とメモ

― クリエイティブ、デザインで大切とされる「センス」とリテラシーは違いますか?

中川:中川政七商店のロゴなどを作ってもらってるクリエイティブディレクターの水野学さんが、「センスは知識からはじまる」と言っていました。

僕も大学は法学部で、最初はデザインについて知識がありませんでしたけど、水野さんと付き合うようになって、たくさんのデザインを見るとだんだんわかるようになりました。それは勉強なんですよ。

例えば、海外に5年も住んでいたらある程度話せるようになるでしょう。それが半年でいけるか、2年かかるか、それがセンスの部分ですけど、センスだけで決まるものだとは思わないほうがいいし、勉強しないと成長しません。

もうひとつ、自分でできることとリテラシーは違います。僕、びっくりするくらい絵が下手なんですけど(笑)、それでもデザインはある程度わかるようになりました。リテラシーというのは理解できるということで、経営者が上手に絵を描く必要はありません。

中川政七氏の手元にある書籍「経営とデザインの幸せな関係」

塾スタイルの価値

― 受講生に共通していることはありますか?

中川:皆さん、店やモノについて知識がないということですね。講座の序盤でどんなブランドにしたいかをテーマにすると、よく東京のおしゃれなインテリアショップに置きたいと言います。

でも、「具体的にどこですか?」と聞くと知らない。仮になにか言えたとしても、実際には行ったがないという人が大半です。

それはつまり努力してないということなんですが、「変えたい」と思っているから受講するんですよね。

その気持ちを維持して、実際に一歩を踏み出して変わるために、集団で学ぶんです。入試に向けてみんなで頑張る塾と同じようなもので、僕が塾長です。

マンツーマンのコンサルと違って、塾スタイルは自分でやらないといけないので道を踏み外す可能性は高くなります。そのかわり横のつながりはできる。それまでひとりでもがいていた経営者にとって、共通言語を持つ仲間が近くにいる価値は高いと思います。

インタビューに応じる中川政七氏

― 変化を求める経営者とともに学ぶクリエイティブ系の人たちにとってもメリットは大きそうですね。

中川:間違いありません。今って経営から売り場まで通じた若いアートディレクター、クリエイティブディレクターがいないんですよね。大御所でもそこまで守備範囲の広い人は一握りしかいないんじゃないかと思います。

だから、地方の中小企業と一緒に仕事ができる守備範囲の広い人に出てきてほしいし、20代、30代のグラフィックデザイナーにとって今の時代は大チャンスだと思うんですよ。

特に工芸の産地では、すぐ相談できる、コミュニケーションできる、ブランディングできるデザイナーさんはすごく求められているので。

東京事務所の中川政七氏

最も大切なのは「行動すること」

― 過去2回、講座を担当して手ごたえはありましたか?

中川:行政からの援助はあるとは言え、皆さん自己負担で15万円の受講料を払っています。それなりの覚悟を持って参加しているので、本気度も高いんですよ。毎回、かなりの宿題を出しますが、ちゃんとやってきます。

今のところ脱落者もいなくて、最後まで走りきってくれますね。実際に最終プレゼンの内容がブランドになったり商品化されたりしていますし、良い結果を残しているところも出てきているので、手ごたえを感じています。

僕が大切にしているのは行動することなんです。新ブランドが売れなかったとしても、じゃあどうすればいいかを考えて、もう一度やればいいんです。

失敗なんていっぱいあって、それを糧にして正しく努力を積み重ねればちゃんとよくなる。講座では必勝法ではなくて、その正しい努力をするための型を教えています。

インタビュー中の中川政七氏の手元

もうひとつ、僕と同じようなコンサル的な動きをする卒業生が出始めました。この人なら任せられるなという人には、僕も三条市とは関係ない地域の案件をまわしたりしています。これは市長のオーダー通りですね(笑)

― この教育事業は三条以外でも佐賀で2回、奈良と福井で1回、今年は東京と大阪でも開催されます。全国行脚ですね。

中川:もともとは産地に一番星をつくるということでコンサル事業を始めたんですが、いろいろな産地で一番星だけじゃなく、二番星、三番星が出てこないと産地の再生が間に合わないという現実があります。

だから、塾方式にしてよかったなと本当に思いますね。最初は國定さんに無茶振りされて、「ええっ」て思ったけど(笑)、これだけリアルに動くものが出てくると本当に嬉しいしやったかいがあったなと。

おかげさまでいろいろなオファがーあるんですけど、これからはまずは教育からスタートして、ある程度リテラシーができてから次のステップのコンサルに入ったらもっとよくなるんじゃないかと考えています。

コンサルも、工芸だけではなくて、食や宿まで守備範囲を広げていきます。実際これまでもオファーの6割が食品だったんです。今まで全部断っていたんですけど、これからは違う領域もいろいろなところと連携してやっていきたいですね。

文:川内イオ
写真:mitsugu uehara

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わたしの一皿 グルグル飛び鉋に納豆グルグル

今日はいつもより気合い入れていくぞ、という一日がある。たまに。

そんな日は決まって納豆を食べる。納豆ご飯か納豆うどんか納豆トーストだ。ねばねばねば。はい、みんげい おくむらの奥村です。

一月は見事に旅と旅の合間に体調をくずし、この連載もついに穴が空いてしまった。関係各位ごめんなさい。ということで気合一発復活ののろしを上げなければならない。

そんなわけで納豆なのだ。今日はトーストにしましょう。こういうのは簡単だからこそ人それぞれこだわりがあるでしょう。

個人的には気分でカレー粉使うかどうかと(今日は使っていない)、納豆にオリーブオイルを混ぜることぐらいかな。

納豆にオリーブオイル、合いますよね。あれ?ご存知ない?

海苔は先のせ。それもちぎらずに。あれ、後から後から自分流が出てくるな。

ちなみにたくあんなど漬物を刻んだものを納豆に混ぜると食感がとてもいい。後乗せで香草もいいし。

で、納豆トーストの時はなぜだかスープではなくだいたい味噌汁飲んでます。あれあれ、さらに話が止まらない。

今日は小石原焼(こいしわらやき)、太田哲三窯の飛び鉋(とびかんな)のうつわにしよう。平たくて、パンのうつわにちょうど良い。

小石原焼は以前に紹介した小鹿田焼(おんたやき)と兄弟窯と呼ばれている古い産地。山をはさんで小石原が福岡、小鹿田が大分、みたいな距離感で実に近い産地。

小石原の陶工が小鹿田に技術を伝えにいったんだそう。こっちが兄貴分ですね。

兄貴のところも弟のところも、あまり知られていないが九州随一の豪雪地帯。12月、1月、2月の訪問は天気予報とにらめっこ。何度も直前で訪問を断念したってことがあるぐらい。

食器棚を見たら同じようなサイズの飛び鉋のうつわが3つあった。こりゃいいや、と並べました。

小石原焼(こいしわらやき)、太田哲三窯の飛び鉋(とびかんな)のうつわ

案外と違いがあるんだ、というのを見てみよう。左は沖縄、真ん中下が小石原、右が小鹿田だ。産地による違いではなく、同じ技法でもいろんな個性が出せるんだ、とそんな風に見てみてもらいたい。

実際、小石原の中だっていろんな飛び鉋が見られます。鉋という道具自体の違い、刃の当て方、土の違い、ろくろの回転速度などなどなど。一つの技法でも表現は無限とも言える。

実は正直に告白をしますと、小石原焼・小鹿田焼と言えば、な大定番の飛び鉋の柄ですが昔は得意じゃなかった。

なんだろう、この連続的なパターン。目が回るような、うるさいような。

それでも手にして使っていたらなんだか目がなれて、馴染んで、気づけば欠かせなくなった。不思議なもんだな。

皿も決まったし、まずは海苔を焼くところからスタート。

海苔を自分で焼いている人ってあまり多くはないでしょう。我が千葉は海苔の産地なので海苔をもらうことも多い。焼きたての海苔の方がやっぱりおいしい。焼かなきゃいけない海苔、乾海苔。

IHだと焼けないし、困るなぁなんて人もいるかもしれない。しかしだ、オーブントースターで焼けば良いのだ。これ、ものすごく簡単だし、焼きムラが少ないのでいいんですよ。どうぞ覚えておいてください。

今日なら、オーブントースターにパンを入れる前にまず海苔を焼く。焼きすぎてはいけない。さささっと。この辺は何度かやればすぐにわかるはず。

海苔納豆トースト

海苔がパリっとして香りが立ったら、バターやマヨネーズを塗ったパンに乗せ、納豆をぐるぐる、ドカッと。チーズをバサバサ。

はい、海苔焼いて温まっているトースターにパンを入れて焼こう。あとはチーズが溶けて、好みの焼き加減に。焦がしてはならぬ。

海苔納豆トースト

焼きあがったらあとは一心不乱に食べるべし。納豆を一粒も皿に落とさず食べきれると妙な達成感がありますよね。

 

奥村 忍 おくむら しのぶ
世界中の民藝や手仕事の器やガラス、生活道具などのwebショップ
「みんげい おくむら」店主。月の2/3は産地へ出向き、作り手と向き合い、
選んだものを取り扱う。どこにでも行き、なんでも食べる。
お酒と音楽と本が大好物。

みんげい おくむら
http://www.mingei-okumura.com

文・写真:奥村 忍

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もうすぐひな祭り!事前に知りたい由来やお祝いの方法

2月も折り返し、もうすぐ3月。3月といえばひな祭りですよね。ひな人形を飾って、ひなあられを食べて‥‥、その由来を知っていますか?

本番を迎える前に、ひな祭りの知識を深めてみてはいかがでしょうか。

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ひな祭りの由来と「ひなあられ」の色に込められた願い

ひな祭りと言えば「ひなあられ」。今回の「ハレの日を祝うもの」では、色鮮やかなひなあられのその「色」に込められた願いについて解説いたします。

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産地:東京

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木箱に納まる、ひな祭りの世界観。女性職人がつくる「段飾雛」

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ひな人形にも色々なものがありますが、今日は一刀彫で作られた小さな段飾雛(だんかざりびな)をご紹介します!名を継ぎ、ブランドを守る想いで活躍される若手女性作家さんを訪ねました。

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産地:奈良・大和郡山・生駒

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初節句に贈りたい縁起物。金沢「加賀八幡起上り人形」とは?

金沢「中島めんや」で絵付け体験、「金沢 うら田」でもなかをお土産に

一見だるまさん?かと思いきや、このお人形は金沢市の希少伝統工芸品「加賀八幡起上り(かがはちまんおきあがり)」。柔らかく愛らしいお顔と縁起の良い松竹梅を身にまとった姿がとってもかわいらしいですよね。金沢のお店では絵付け体験ができるとのこと。いざ、挑戦です!

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産地:金沢

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かわいくてめでたい土人形を、節句のお祝いに

まんまるなフォルムに柔らかな色合いが愛らしい郷土玩具たち。見た目の可愛いらしさだけではなく、それぞれに縁起の良いいわれがあるんです。お祝い事や、大切な人を元気付けるちょっとした贈りものに。ここぞというときの自分自身への験担ぎにもおすすめです!

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産地:山口

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一風変わったおひな様。港町に伝わるご当地ひな祭りを訪ねて

伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」に行ってきました

早咲きの桜に、旬の地魚、そして、港町のお母さんたちの明るさがにじみ出る雛のつるし飾り。ひと足早い春を感じに、伊豆稲取まで足を伸ばしてみては。これに温泉がつけば言うことなしですね。

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産地:伊豆

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それでは、次回もお楽しみに。

眺めているだけで幸せ。職人技の動物図鑑

気づけば動物好きの多いさんち編集部。
今日は日本各地で見つけた動物のための工芸、動物愛が生んだ工芸や食を、さながら図鑑のようにご紹介します。

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真工藝 木版手染めぬいぐるみ

飛騨高山の版画文化が生んだ、真工藝の木版手染ぬいぐるみ

 

コロンとした形、ぬくもりを感じる色合い、そして動物たちの何ともいえない素朴な表情。これを「可愛い」と言わずして、何を「可愛い」と言うのでしょう。作られる過程や模様の秘密まで伺ってきました。

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産地:飛騨高山

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猫つぐら

なんとも可愛い猫つぐら。雪国生まれの買える手仕事

 

長野県栄村の冬の手仕事「猫つぐら」

日本有数の豪雪地帯が生んだ「つぐら」文化。保温性に優れた空間は、暖かくて狭いところが大好きな「あの生き物」にぴったりでした。

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産地:奥信濃

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猫モチーフの工芸品

2月22日、猫の日。愛らしい猫モチーフの工芸品

 

猫好きの方には、こんな記事もおすすめ。見ているだけで癒される、猫モチーフの工芸品を集めました。

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Suicaのペンギンみくじ

「Suicaのペンギンみくじ」はこうして生まれた。郷土おみくじを現代にアレンジ

 

ジェイアール東日本商事×中川政七商店がコラボで作った、陶器の人形おみくじ

東京土産としても人気の「ペンギンみくじ」。運試しをした後は飾って楽しめますね。

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外見◎、中身◎、味◎。三重丸で女性の心を掴む「開運堂 白鳥の湖」

 

最後は、動物モチーフのご当地お菓子をご紹介。見た目がかわいいだけでなく、味も食感もピカイチなんです。

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産地:松本

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それでは、次回もお楽しみに。