【わたしの好きなもの】ごはん粒のつきにくい弁当箱

 

子供の意見は「洗いやすいのが一番」でした


我が家の子供のお弁当箱はメニューによって3種類を使い分けています。
よくある2段タイプの弁当箱、冬に重宝する保温できる弁当箱、そして今回紹介する、パパっと時短するための「ごはん粒のつきにくい弁当箱」。




「ごはん粒のつきにくい弁当箱」がなぜ時短になるかというと、ひとつは仕切りがなく深さがあるシンプルなつくりだから。
たとえば、おかずが何種類もないな‥‥という時にオムライスにしたり、白ごはんにソーセージなどのトッピングを並べてスープジャーにカレーを入れて持たせたりすることが週に数回あります。そういう時に仕切りのないお弁当箱はとっても便利。深さがあるので、結構入るんですよね。


また、暑くなってきた今は素麺弁当!
もちろんお肉中心のお弁当は喜ばれますが、ムシムシと暑くなってくる時期には、あっさりとした素麺弁当をもたせると意外と好評なんです。

こんな風にたっぷりの素麺と、野菜で簡単に仕切って具を入れて、別途スープジャーに冷たいめんつゆを入れています。




そして、もうひとつの時短要素は片付けの楽さ。
我が家では、帰ってきてお弁当を洗うのは子供の役目。
その子供が「ごはん粒のつきにくい弁当箱」が登場してから、なにやらブツブツ言うのです。

「結局は、洗いやすいのが一番だから。」

パーツがいろいろあるお弁当箱は、帰ってきて疲れているときに洗うのが億劫だというのです。




なるほど・・・・。

たしかに「ごはん粒のつきにくい弁当箱」は蓋と本体だけ。しかもその名前になっているのが納得の、汚れが落ちやすい加工がされているので、油のネチネチ(我が家の言い方です)が一発でとれる!

これまで、せっかく子供が洗ってくれても角っこのネチネチが取れていない時は、そっと洗い直さないといけませんでした。そのストレスがなくなります。

どんなメニューでどのお弁当箱に詰めようかな、という、朝の親の気遣いはどこへやら、洗いやすいのが一番ということですね。
それ以来、かばんを振り回されても大丈夫なおかずの時は、なるべく「ごはん粒のつきにくい弁当箱」が登場することになりました。




母は、どのお弁当箱でも空っぽになって帰ってきてくれたら十分です。


編集担当 宮浦

<掲載商品>
「油汚れも落ちやすい」ごはん粒のつきにくい弁当箱

【わたしの好きなもの】かや織ふきんとThe Magic Water

 

拭き掃除の楽しみは、ふきんの柄選び


毎日の家事にちょっとした楽しみがあったらいいな 。
マンネリ化した私の家事時間に楽しみをくれた相棒のご紹介です。

キッチン周りや洗面所、リビングの机や子供のおもちゃなど、
毎日触れて汚れやすい場所は、「ふきん」とTHEの「Magic Water」で拭き掃除をしています。



以前はウェットティッシュやキッチンペーパーなどの消耗品と、巷に売っている掃除用の殺菌・消毒・除菌スプレーを使って拭いていました。でも、なんだか勿体ないし、場所別に使い分けるものが多く全部揃えていられないし‥‥挙句には、拭き掃除自体を億劫に感じてしまっていました。

そんな時に出会ったのが「ふきん」と「The Magic Water」の組み合わせ。



中川政七商店では、ロングセラーの無地染め「花ふきん」のほかに、「LISA LARSON」などのキャラクターや季節のモノコトをモチーフに柄を描いたふきんをラインアップしています。

好みは社内でも分かれるところでますが、私は断然柄があるふきん派です。笑



頑固な汚れが付いても、塩素系漂白剤が使えるのでしっかり洗えて、柄部分は色落ちしない、洗ったらすぐ乾くというスペックの高さ。



繰り返し使えることはもちろんですが、なんといっても可愛い柄を見ると拭き掃除の度に癒されます。いくつかの柄を日替わりで使っているので、今日はどんな柄にしようかな?と楽しんだり、柄によって「キッチン用」「机用」と分けて使ったりしています。



お家のあらゆる場所で使えるマルチなクリーナー「The Magic Water」は、見た目がカッコイイだけでなく、原材料が「水」だけというシンプルさ。それでいて、頑固な汚れをあっという間に綺麗にしてくれます。



除菌効果もあるので、最近では子どものおもちゃにも気兼ねなく使っていて、とても重宝しています。大抵の場所はこれ1本で事足りるというのが、なんとも有難い!

今となってはこの2つが私の家事の相棒です。


<掲載商品>
The Magic Water
LISA LARSON ふきん


編集担当 鈴木

思い出の絵本を「修理」して娘と読み継ぐ。製本工房リーブルで見た、匠の技

我が家には古い絵本がたくさんあります。
その多くは夫が実家から持ってきたもの。

「いつか子どもが生まれたら一緒に読みたい」と、自分が子どもの頃に読んでいたものを大事にとっておいたそうです。

念願叶って、親子で絵本の時間を楽しんでいます。

最近は1人で読めるようにもなり、好きな絵本を繰り返し読んでいます。

『ぐりとぐら』もそのひとつ。最後に大きな卵のカラで作る車が出てくるところがお気に入りなのだとか。

製本工房リーブル

でも、年季の入った絵本なので、傷みもあります。背表紙の部分が破れて、ボロボロに。

製本工房リーブル

大好きな『おおきなかぶ』も、

製本工房リーブル
製本工房リーブル

背表紙が剥がれてしまっています。このまま読み続けると、絵本がバラバラになってしまいそう。

今も人気の定番絵本なので、買い直すのは簡単ですが、大切に読んできた絵本を捨てるのも忍びない。

できれば修理をして、この先も娘に、そのまた娘にと読み継いでもらいたい。そうすることで、ものを大切にする心も育つように思います。

調べてみると、本の修理をしている工房があるとのこと。早速、訪ねてみました。

日本唯一の製本資材専門会社が営む「製本工房リーブル」へ

東京、水道橋にある「製本工房リーブル」。

製本工房リーブル

製本教室、受注製本、製本用品の販売などを手がける工房です。

日本で唯一の製本資材専門会社「伊藤信男商店」の手製本部門として、1980年に設立されました。

「もともと機械製本用に大容量の材料を扱っていたんですが、40年前に東急ハンズさんから手製本用にも材料を卸してほしいと頼まれたのがきっかけで、手製本部門を作ることになりました」

そう話すのは、工房の代表で、製本家の岡野暢夫(おかの のぶお)さん。

製本工房リーブル

「最初の頃は、材料をひとつひとつ手作業で小分けしていました」

当時、「手製本」は馴染みのない工芸でしたが、東急ハンズで製本教室も開かれ、次第に材料も売れるように。

製本工房リーブル

工房でも製本教室を始め、地方からも生徒さんが通うようになりました。

「今、教室の生徒は120人くらいいます」

目的もいろいろで、好きな布地を使って文庫本を製本する人や、自分史を作ることを最終目的にしている人、30年以上通ってる人もいるのだそう。

「製本教室は全国にありますが、日本の伝統的な技術を継承しているのはリーブルだけだと思います。

販売している道具には、昔から日本の職人さんが使っているものが多くあります」

製本工房リーブル
様々な用途に使うプレス機

同じようで同じではない本の修理

工房では、製本教室のほか、製本や修理の依頼も受けています。

「これは、おばあさんの戦時中の日記を製本した時の表紙です。お孫さんの依頼で、おばあさんが着ていた襦袢を表紙にしました」

製本工房リーブル

「製本の場合、単なる本づくりに限らず、紙の破れなどの修理が必要なこともあります。本の修理を手掛けるところがあまりないので、口コミで広がって、修理の依頼も増えてきました。辞書や聖書などが多いですね」

工房は岡野さんひとりでやっているため、修理にも時間がかかり、今は1年待ちの状態。

そんな中、今回は特別にお願いし、修理作業を見せていただけることになりました。

まずは、『ぐりとぐら』から。

背の部分が外れていますが、欠損はありません。

製本工房リーブル

「どう直すか。解体して閉じ直しをするのが本を長持ちさせるのには一番いいんですけど、それには時間もお金もかかります。

これは、背の部分が残っているので、ここだけ直すのでよければ、すぐできます。やってみましょう」

破れの部分をボンドで接着します。

製本工房リーブル

紙をあて、クリップでとめて、くっつくように固定します。

製本工房リーブル

「これで完了。様子をみて、つかなければ他の方法を考えます」

この本はボンドでの修理が可能でしたが、できないものもあるそうです。

「今の本は、合成樹脂系の接着剤を使っているものが多く、単にボンドをつけるだけでは修理できません。

図書館の本のように、フィルムが貼ってあると接着剤が付かないので修理ができないこともあります。フィルムを貼ると汚れはつきにくいかもしれませんが、修理のことを考えると貼らない方がいいですね」

続いて、『おおきなかぶ』。これは、背が破けてなくなっています。

製本工房リーブル

「先ほどと同じようですが壊れ方が違います。これは、表紙を外さないと直せません。中はどうかな」

製本工房リーブル

糸が少し切れているものの、閉じ直しをするほどでもないと判断。

「それでは、ちょっとやってみましょう」

表紙の裏の見返し紙に切り込みを入れ、特製のヘラで表紙と中身を外していきます。

製本工房リーブル

「昔はこの直し方はやらなかったんです。切り込みが入るのを嫌がる人もいるので。それでもいいという人には、この方が早いのでこれで。直ったときはさほどわかりません」

表紙と中身が分解されました!

製本工房リーブル

次に、背表紙の芯になっているボール紙を外していきます。

製本工房リーブル

解体完了です。

製本工房リーブル

次に、欠けてしまった部分に紙をついでいきます。

「さて、どんな色の紙を使うか。あえて分かりやすい色の紙を足して、修理の跡がわかるようにするのもひとつの方法。もしくは、表紙と同じような質感の紙を選んで、色を塗ってわからなくする方法もあります。

でも、手間も時間もかかる作業なので、今回は、表紙と同じような白い紙で直しましょう」

取り出して来たのは包装紙。

「これは、和紙の包装紙の切れ端です。使うのはほんの少しなので、ここにはいろんな切れ端もとってあるんです」

和紙を必要な大きさにカットします。

製本工房リーブル

ここにも、修理のポイントがあります。

「和紙の場合、貼り合わせる部分は手でちぎります。切り口に繊維が出て、貼り合わせたところに段差ができません。

細かく気を使って修理をすることで、仕上がりに違いが出てきますね」

背表紙に筆で水を塗り、シワになっているところを伸ばした後、紙を足す部分に、水で薄めたボンドを塗ります。

製本工房リーブル

その上に、先ほどカットした和紙を貼り付けます。

製本工房リーブル

欠けた部分に紙が足され、破けがなくなりました。

製本工房リーブル

次に、背表紙に新しい芯をボンドでつけます。

製本工房リーブル

そして、表紙に切り離した中身をつけていきます。

製本工房リーブル

ずれないように、隙間がないようにぴったり‥‥

製本工房リーブル

剥がれないように、へらでこすります。

製本工房リーブル

最後に、表紙と背表紙の間の溝を銀杏鏝(いちょうごて)でつけた後、

製本工房リーブル

鏝を機械化したもので、プレスして仕上げます。

製本工房リーブル

きれいにくっついているか確認して完成です!

製本工房リーブル
製本工房リーブル
製本工房リーブル
製本工房リーブル
製本工房リーブル

すごい!どちらも背表紙がしっかりして、まるで本が生き返えったかのよう!

ありがとうございました!

本の構造を知らないと修理はできない

今回、本が解体されていくのを見て、初めて本の構造を知ることができました。

「修理は、本がどのようにできているか知らないとできません。例えば、背表紙と表紙の間の“溝空き”は、角背の場合9ミリです」

製本工房リーブル
表紙のボール紙と背表紙のボール紙の間の「溝空き」の幅は、ボール紙の厚さによって幅が決まってくる

「もし、9ミリより少なくすると、表紙が広く開かない本になってしまう。基本的な構造を知らないと修理はできません。だから、私は修理だけというのも教えていません。本を作る技術を学んで、その技術を活かして修理するので」

製本工房リーブル

「最近、ネットなどで本の修理の様子を見かけることが多くなりましたが、安易な修理で済まされているものが少なくありません。それでは、またすぐに壊れてしまう。本の作り方をよく勉強してから修理を手掛けてほしいですね」

製本工房リーブル
閉じ直しをしているもの

修理の依頼は様々。漫画や、人から借りて破いてしまった本の修理もあるそうです。

「以前、蒲鉾屋の包装紙がかけてある本を持ってきた方がいました。

外した包装紙を“捨ててもいいですね?”と聞いたら、“それが大事なんです”って。それも含めて直してほしいと。大切に思うものは人それぞれなんだと痛切に感じました」

製本工房リーブル
表紙を貼る時にこすって使う「竹指輪」や、ヘラなど。和裁用のヘラの先を薄くした自作の道具もある

修理の方法も依頼主によって変わります。

「オリジナルを完全に残す方法、部分的に変えてしまう方法。ここで受ける場合は、直接お会いしてどう直すか確認するようにしています。

例えば表紙がボロボロの場合、全部新しくするのは簡単ですが、残したい部分があると、どう残すかが肝心です」

製本工房リーブル

製本の仕事は天職だと言う岡野さん。

「休みの日も、あの本はこんな風に製本したいな、修理したいなと思うと仕事に行きたくなります。修理することで、ボロボロになっていたものがきれいになるという達成感、お客さんが喜んでくれる嬉しさもありますね。

中には、もう読まないから形が整えばいいという方もいますが、また壊れてしまうような修理はしたくない。この先、何回開け閉めしても壊れない修理を心がけています」

修理を通して知る製本の魅力

修理された絵本を娘に渡しました。

製本工房リーブル

「わぁ、びっくり!すごい!」娘が喜ぶ顔をみて、夫も満足そう。

この先も大切に、たくさんたくさん読んでほしいと思います。

製本工房リーブル

今回、修理を通して製本の技術を知ることができ、製本自体にもとても興味を持ちました。

今度は製本教室に通って、自分でも修理ができるようになりたいと思います。

<取材協力>
製本工房リーブル
東京都文京区本郷1-4-7協和ビル3F
03-3814-6069
営業時間: 10:00~17:30(土曜日~13:00)
休業日: 日曜日/祝日/第2・第5土曜日

文 : 坂田未希子
写真 : 中村ナリコ、坂田未希子

【わたしの好きなもの】荷物が取りやすいリュックサック

左右の縦ファスナーが、こんなにも便利だなんて!


暖かな春の訪れがもうすぐそこまで来ていることを、肌で感じるようになってきた今日この頃。

今年の春はなるべく外出を控えようかと思っていますが、食品や消耗品の買い物などは必要ですし、出かける機会が無くなるわけではありません。

我が家の場合、外出となると基本的に小さい子どもも連れて行くことになります。オムツやおもちゃ、エチケットのためのハンカチやウェットティッシュ‥‥。子ども連れでの外出時には、持ち歩きたい荷物がたくさん。

小物が多く、カバンの中はぐちゃぐちゃになりがちで、ハンカチやオムツを探す度に毎回がさがさと中身をあさることにストレスを感じていました。

そこで今回取り入れたのが、「荷物が取りやすいリュックサック」。

きっかけは、同じ課の先輩である今井さんが愛用していると聞いたことでした。



「左右に縦ファスナーがついているから、左利きの私でも使いやすいの」

へーなるほど。左効きの方の苦悩話をよく聞きますが、カバンにもあったなんて。

利き手を選ばないように考えられた設計で、どちらの肩からカバンを下ろしても、楽に荷物が取り出せるんだそうです。



この縦ファスナー、カバンを膝の上に乗せた状態でもささっと荷物を取り出せて、利き腕関係なく本当に便利です。

さらに、「フックがついていて、カバン自体の収納も楽々なの。床が荷物でごちゃごちゃするのは嫌でしょ?」とのこと。

今井さんは、おでかけの後、カバンをハンガーラックに掛けておくそうです。カバンの帆布の風合いを損なわない金属のフックもお気に入りのひとつなんだとか。



なんとも使い勝手が良さそうなカバン。今井さんの話を聞いて、「育児にも使える!」とピンと来た僕は、妻に相談もせずに即購入したのです。

両サイドの縦ファスナーから、子どもの道具をすぐに取り出せることができる!
何にでも手を伸ばす子どもの手の届かない場所にカバンをかけることができる!

この考えが頭の中に浮かんでいたのですが、まさに的中。大いに役立ってくれました。

特に、僕のストレス軽減に貢献してくれたのが、独立した3つの収納部分です。

子どもの大切なものはメインの収納部分に。



頻繁に使うハンカチは一番外側のポケットとメイン収納の間にある中央のスペースに。

いずれも縦ファスナーでささっと取り出せます。

それぞれの収納部分は独立しているので、たとえば濡れたハンカチが子どもの道具に触れることも防げて安心。



外側のポケット部分には、エコバッグや他に必要なものを詰め込んでいます。

収納力も十分あって、カバンの中で小物がごちゃごちゃにならないので、とてもうれしいです。

帆布素材なのでいろんな服に合わせやすく、季節をとおして使うことができるのも良いポイント。

今は少し我慢して、いろいろ落ち着いたら、この便利なリュックを背負って家族みんなでおでかけしようと思います。




あ、ただひとつ、僕にとって問題がありました・・・。

通勤のカバンとしても使用するつもりでしたが、どうやら妻がとても気に入ったみたいで、ほとんど独占して使用しているのです。

もうひとつ色違いで買うか、諦めるか・・・。でも考えてみれば子どもの世話には大いに役立っているので、「家族のおでかけバッグ」として妻とふたりで仲良く使うことにしようと思います!



編集担当 森田

<掲載商品>
荷物が取りやすいリュックサック

【わたしの好きなもの】折りたためる桶

手に取りやすい場所に手に取りやすい状態で収納


ホームセンターなどでその存在は知っていた、折りたためるタイプのバケツ。キッチンにあると便利そうだなと思いながら、少し大きすぎる気がして買うのを躊躇していました。

そんなとき、中川政七商店からも「折りたためるバケツ」と、すこし小ぶりな「折りたためる桶」が発売されるという朗報が。人知れず楽しみに待ち、念願叶って手に入れました。

 
実際に使ってみると、やはりこのサイズ感と浅さが私にはぴったり。ちょっとした手洗いやつけ置きなど、思い立った時にパッと使えます。邪魔なときにはシンクに渡した水切り網の下によけられるので、つけ置き中に他の作業ができるのも便利です。


 

また、白で統一したキッチンにとけ込んで、出したままでも見た目がすっきりなのもうれしいところ。真っ白な見た目はルックスのよさだけでなく、汚れがきちんと落ちていることがよくわかり、すすぎ残しのチェックがしやすいといった使い勝手のよさにもつながっています。


 

そして、一番の特徴である「折りたためる」機能のおかげでシンク下の隙間にコンパクトに収納でき、使うときに他のものを動かすことなくすっと取り出せます。

バケツや桶って収納するときにかさばるのはもちろんなのですが、デッドスペースを減らしたくて重ねたり、中に小物を入れてしまうことで取り出すのが面倒になってしまいがち。手に取りやすい場所に手に取りやすい状態で収納できることで、使うハードルもしまい直すハードルも低くなって、より身近な道具になった気がします。


 

ちなみに、桶を買ったところあまりに使い勝手がよかったので、結局後からバケツのほうも買い足しました。こちらは洗車のときに使ったり、植栽をカットしたときのゴミ箱代わりにしたり、泥付きの野菜をいれるカゴにしたりといろんなシーンで活躍しています。




編集担当 寄田
 

【わたしの好きなもの】BAGWORKS BOYSCOUTSMAN

経年変化を楽しめる、大人に似合うリュック


BAGWORKSさんの帆布のリュック「BOYSCOUTSMAN」。
通勤着の雰囲気に馴染むシンプルなリュックを探していた時に出会い、かれこれ2年間お世話になっています。

「BOYSCOUTSMAN」という名前のとおり、アメリカのボーイスカウトの少年たちが使うリュックをリデザインしたものです。少年といいつつ、男女問わず街歩きに似合う感じが気に入っています。

リュックの中央に本革のベルトが通っているのがアクセントになって、凛とした大人の雰囲気にしてくれるのもポイント。



会社でも時々同じリュックの人を見かけますが、みんな、時間とともに、くったり感がでていい味わいに育ってきているんです。使い始めの頃はカチッとして見えるんですが、だんだん生地がやわらかくなってきて自分に馴染んでくるのがわかります。



サイドには大きく開くファスナーがついているので、タンブラーなどは背負ったまま出し入れします。



ツルンとしたナイロンのものに比べると帆布のリュックって汚れるイメージはないでしょうか?実は、奈良公園へ出かけた際に、落として泥まみれにしてしまったことがあるんです。

ベージュだし、汚れが残るかな?と心配していたのですが、帰って濡れたタオルで拭くと、まったくわからないほど綺麗になりました。
パラフィン加工のおかげでしょうか。とてもほっとした思い出があります。



まだまだ傷んでいる所もなく、2年分の経年変化を楽しみながら、引き続き通勤の相棒としてお世話になります。

編集担当 村垣

<掲載商品>
BAGWORKS BOYSCOUTSMAN 2
BAGWORKS BOYSCOUTSMAN WATER RESIST
BAGWORKS BOYSCOUTSMAN