【工芸うんちく旅】佐賀県有田町「有田焼」

こんにちは。
中川政七商店ラヂオのお時間です。

「工芸うんちく旅」は、工芸好き男子ふたりが、日本の工芸産地をめぐり、職人さんや地元の方々から聞いてきたうんちくや小ネタ、地域の風習、食文化などを紹介する番組です。

佐賀県有田町/有田焼

<前編>

<後編>

今回の舞台は佐賀県有田町。
佐賀県有田町といえばご存知、有田焼です。有田焼は全工芸品の中でもトップクラスの知名度を誇る焼き物で、有田焼の歴史は日本磁器産業の歴史そのものだと言われるほど。今回お話を伺ったのは、有田町で150年続く窯元、幸楽窯の徳永隆信(たかのぶ)さん。

編集者の引地海が以前、海外の陶芸家に聞かれた「日本にはなんであんなにたくさん窯元があるの?ベストワンはどれ?」という質問をきっかけに、そもそも磁器と陶器の違い、磁器の強み、いかにして有田焼が有名になったかを紐解いていきます。
後編では、有田町を巡った中で印象的だったスポット、さらには高倉泰が有田町の後に訪れた伊万里市でつくられる鍋島焼についてもお話しします。

あまりにも有名で、名前は知っているけど実は細かくよくわからない、という方も楽しんで聞いていただけるはず。日本磁器産業の礎となった有田焼の歴史を語り尽くします。

プラットフォーム

ラヂオは7つのプラットフォームで配信しています。
お好きなプラットホームからお楽しみください。

・Spotify(前編後編
・Apple Podcast(前編後編
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・Amazon Music(前編後編
・Castbox(前編後編
・YouTube(前編後編


ナビゲータープロフィール

高倉泰(たかくらたいら)

中川政七商店による産地支援事業「合同展示会 大日本市」のディレクター・バイヤー。
大学卒業後、店舗デザイン・設計の会社を経て、2014年に中川政七商店に入社。日本各地のつくり手と共に展示会やイベントを開催し、商品の仕入れ・販売・プロモーションに携わる。
古いものや世界の民芸品が好きで、ならまちで築150年の古民家を改築し、 妻と2人の子どもと暮らす。山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。ほとけ部主催。
twitterアカウントはこちら

引地海(ひきじかい)

Pomalo 株式会社 クリエイティブ・ディレクター。大学卒業後、広告代理店を経てフリーの編集者に。雑誌やWEBサイト、イベントの企画・制作・プロデュースを手がけ、2019年よりコンテンツ・エンジニアリング・カンパニー Pomalo(ポマーロ)に参加。11歳から17歳までをアメリカ・サンディエゴで過ごした帰国子女。2児のパパで、趣味はお弁当づくりとキャンプ。


製造風景

今回有田町をご案内いただいた、幸楽窯さんと一緒につくった「金鳥の渦巻蓋物」の製造風景をお届けします。
有田焼の技術の粋をご覧ください。

<関連記事>
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有田焼とは伊万里焼と呼ばれた歴史と現在の姿

プレゼントキャンペーン

幸楽窯「錦川蝉小汁次」をプレゼント!
カワセミの形をした醤油差しは、かわいいだけでなく、液垂れしない特許を取得していて、受け皿なしで卓上に置いておける優れものです。

<応募方法>
twitterにて、ご応募ください。

【実施期間】
2022年9月2日(金)~9月30日(金)

【応募方法】
①「@nakagawamasa7」をフォロー
②「#工芸うんちく旅」をつけて番組の感想を添えてリツイート
でご応募完了です。
(すでにアカウントをフォローいただいている方も、ご応募可能です)

【結果発表】
2022年10月上旬頃を目安に、当選者さまへDM(ダイレクトメッセージ)をお送りいたします。

職人さんへの質問募集

職人さんに聞いてみたい質問などがございましたら、下記フォームよりご投稿お申し込みください。
現在募集中の工芸は、「南部鉄器」になります。
番組のご感想もお待ちしております。

次回予告

次回「工芸うんちく旅」は、9月30日(金)配信を予定しています。

「中川政七商店ラヂオ」では、別番組「季節の手ざわり」も配信中です。
こちらは、月に一度、季節ごとの風習や、暮らしに取り入れたい日本の文化についてお届けしています。
次回は9月16日(金)配信予定です。

お楽しみに。

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【季節の手ざわり】心を整える、夜長の過ごし方 

こんにちは。中川政七商店ラヂオの時間です。

中川政七商店ラヂオ「季節の手ざわり」は、月に一度、季節ごとの風習や、暮らしに取り入れたい日本の文化についてお届けしています。
季節の移ろいを感じ暮らしを整える、そんなひと時をご一緒しませんか。

8月も下旬、まだ暑さは少し残っているものの、朝晩には涼しい風が吹くようになりましたね。季節が秋へと向かうにつれ、日ごとに昼は短く、夜は長くなっていきます。今回は「心を整える、夜長の過ごし方」のお話です。


ナビゲーター:クリス智子
ハワイ生まれ。大学卒業時に、東京のFMラジオ局 J-WAVE でナビゲーターデビュー。現在は、同局「GOOD NEIGHBORS」(月曜〜木曜13:00〜16:00)を担当。ラジオのパーソナリティのほか、MC、ナレーション、トークイベント出演、また、エッセイ執筆、朗読、音楽、作詞なども行う。得意とするのは、暮らし、デザイン、アートの分野。幼少期より触れてきたアンティークから、最先端のデザインまで興味をもち、生活そのもの、居心地のいい空間にこだわりを持つ。ラジオにおいても、居心地、耳心地の良い時間はもちろん、その中で、常に新しいことへの探究心を共有できる場づくりを心がける。


プラットフォーム

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夜長を愉しむ、暮らしの道具

①夜空を見上げ、月を愛でる時間を持つ

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② 自然のオーケストラ、虫の声に耳を傾けてみる

駿河竹千筋細工の虫籠

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③電気を消して、ろうそくの明かりを灯す

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お便りを募集しています

番組内でご紹介させていただく、リスナーの皆さまからの投稿を募集しています。
「わたしの心地好い暮らしをつくる道具」をテーマに、お気に入りのアイテムや、しつらいの風景、意外な使いかたなど、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いをお聞かせください。


次回「季節の手ざわり」は、9月16日(金)配信を予定しています。

「中川政七商店ラヂオ」では、別番組「工芸うんちく旅」も配信中です。
こちらは、工芸好き男子二人が日本全国の工芸産地を訪ね知った工芸のうんちくを語る番組。
次回は9月2日(金)配信予定です。

お楽しみに。

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【工芸うんちく旅】大阪府堺市「注染手ぬぐい」

こんにちは。
中川政七商店ラヂオのお時間です。

「工芸うんちく旅」は、工芸好き男子ふたりが、日本の工芸産地をめぐり、職人さんや地元の方々から聞いてきたうんちくや小ネタ、地域の風習、食文化などを紹介する番組です。

大阪府堺市/注染手ぬぐい

<前編>

<後編※8/12公開>

今回の舞台は大阪府堺市。堺市は、大阪府の中で人口・面積ともに大阪市に次いで第2の都市。
歴史的にも港町として商人の街、同時に職人の街としても栄えました。

お話を伺ったのは、堺市で手ぬぐいブランド「にじゆら」を展開されている株式会社ナカニの中尾弘基さん。
工芸好き男子のふたりも、実際に職人さん達の仕事ぶりを見て「なるほど!」「そういうことだったのか!」と改めて感銘を受けたようです。
そんな注染の魅力を、3本立てで語り尽くします。

・注染の仕組みそのものがうんちくだ
・手ぬぐいは、ノベルティの元祖だった
・なに、さらしとんねん!


ナビゲータープロフィール

高倉泰(たかくらたいら)

中川政七商店による産地支援事業「合同展示会 大日本市」のディレクター・バイヤー。
大学卒業後、店舗デザイン・設計の会社を経て、2014年に中川政七商店に入社。日本各地のつくり手と共に展示会やイベントを開催し、商品の仕入れ・販売・プロモーションに携わる。
古いものや世界の民芸品が好きで、ならまちで築150年の古民家を改築し、 妻と2人の子どもと暮らす。山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。ほとけ部主催。
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引地海(ひきじかい)

Pomalo 株式会社 クリエイティブ・ディレクター。大学卒業後、広告代理店を経てフリーの編集者に。雑誌やWEBサイト、イベントの企画・制作・プロデュースを手がけ、2019年よりコンテンツ・エンジニアリング・カンパニー Pomalo(ポマーロ)に参加。11歳から17歳までをアメリカ・サンディエゴで過ごした帰国子女。2児のパパで、趣味はお弁当づくりとキャンプ。


プラットフォーム

ラヂオは7つのプラットフォームで配信しています。
お好きなプラットホームからお楽しみください。

・Spotify(前編後編
・Apple Podcast (前編後編
・Google Podcasts (前編後編
・Voicy (前編後編
・Amazon Music (前編後編
・Castbox (前編後編
・YouTube (前編後編

製造風景

番組内で話していた注染のものづくりの様子を、ダイジェスト映像でお届けします。
ここでお見せするのは一部ですが、少しでもお届けできれば幸いです。

<関連記事>
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中川政七商店のものづくり実況レポート。発祥の地、大阪 堺で注染手ぬぐいに染まる1日
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プレゼントキャンペーン

にじゆらの手ぬぐい2種をプレゼント!

<応募方法>
twitterにて、ご応募ください。

【実施期間】
2022年8月5日(金)~8月14日(日)

【応募方法】
①「@nakagawamasa7」をフォロー
②「#工芸うんちく旅」をつけて番組の感想を添えてリツイート
でご応募完了です。
(すでにアカウントをフォローいただいている方も、ご応募可能です)

【結果発表】
2022年8月下旬頃を目安に、当選者さまへDM(ダイレクトメッセージ)をお送りいたします。

職人さんへの質問募集

職人さんに聞いてみたい質問などがございましたら、下記フォームよりご投稿お申し込みください。
現在募集中の工芸は、「こけし」と「南部鉄器」になります。
番組のご感想もお待ちしております。

次回予告

次回は、8/12(金)に「注染手ぬぐい」後編を配信予定です。
お楽しみに。

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精油の選び方使い方をプロに聞く。今注目の和精油を取り入れたい理由

最近植物の力ってすごいなと改めて感じる出来事がありました。
気づいたきっかけは、精油。

家の周囲に自然が多く、築年数の古い家に住んでいるので、梅雨~夏にかけては虫との攻防戦が繰り広げられる我が家。
これまで殺虫スプレーをまいてたのですが、匂いが苦手で、代わりになるものを探していました。
そんな時に行き当たったのが、ハッカの精油。台所に精油を垂らして置いておくと、コバエがほとんど出ず、さわやかな香りで快適!

精油というと、好きな香りを愉しむものなのかと思っていましたが、実用的に生活の役にも立つのだな、と認識が一変しました。

そうなると、もっと色々活用してみたい、と興味も沸くもの。そこで、ジャパニーズアロマの第一人者である重松浩子さんにお話を伺いました。

重松浩子

Jスタイルアロマ研究所代表
英国ITEC認定アロマセラピスト

北海道から沖縄まで日本産精油の産地訪問を重ね、産地と消費者をつなぐ「日本産精油」の普及に力を注いでいる。日々の暮らしになじみ、道具のように使う精油(エッセンシャルオイル)の活用を研究。著書に「はっか油で楽しむ暮らしのアイデア」(玄光社)ほか。アロマセラピー&自然療法専門誌「セラピスト」(BABジャパン)にて、日本産精油についての記事を連載。

精油を生活に取り入れる魅力とは

「便利な暮らしの中で、旬とか季節感を忘れてしまいがちですが、じつは身体は季節ごとのリズムをとらえて、リズムに合わせてバランスをとろうとしてるんです。そこに対してアプローチして、心身のリズムを整えてくれるのがよいところだと思います」

たしかに、コロナ禍で外出制限が続く中、家に花を飾ることが癒しになったという方も多いのではないでしょうか。
春の桜に、秋の紅葉。季節のうつろいに目を向けることは、四季のある日本に暮らす私たちにとっては、季節の習慣のようなものなのかもしれません。

ところで、精油って様々な種類がありますよね。
難しく考えずに好きな香りを楽しめばいいのかもしれませんが、リズムを整えるためには、選び方にも何かコツがありそうです。

植物を暮らしに取り入れる、と考える

「皆さん、精油として瓶になった瞬間、使い方が分からないと言うんですが、植物を暮らしに取り入れることって、ごく自然に行ってることですよね。

端午の節句に菖蒲、七夕に笹の葉、冬至に柚子湯などの行事もそうですし、ふだんから季節ごとのお花を飾ったりもすると思います」

そこで重松さんが特におすすめしているのが、和精油。
和精油とは、日本の風土で育つ植物からつくられる精油のことです。

和精油のメリットとは

「元の植物を知ってるということは、生活に取り入れるのに適したタイミングや取り入れ方が自然と分かるということ。

例えば、柚子なら冬。お風呂に柚子を浮かべるように、精油を1~2滴垂らせば柚子湯です。海外の植物では、それが分かりません。

日本で見かける植物なら、時期や取り入れ方をなんとなく知ってるので、気負わなくても自然と使えるものです」

なるほど、家に飾る花が季節によって変わっていくことを考えれば、香りもその時々に適したものを選ぶというのはごく自然なことだと感じます。
日本の植物であれば、自然と選ぶこともできそうです。

精油を自宅で気軽に取り入れる方法

選び方のコツを掴んだところで、自宅で気軽に取り入れるおすすめの方法を聞いてみました。

重松さんのおすすめは、芳香浴。
ひとくちに芳香浴と言っても、リラックスしたい時とリフレッシュしたい時で取り入れ方に違いがあるようです。

①いい空気をつくってリラックス

芳香浴と聞くと、香りを楽しむような印象ですが、
はっきりと香らせるだけではなく、まずは“いい空気をつくる”ことがおすすめなのだそうです。

「森林浴の香りをこんな“香り”と言える方はいないけど、空気はいいと感じるじゃないですか。
いい香りではなく、自然と深呼吸したくなる、いい空気をつくるのがコツです」

例えば、掃除のスプレーに混ぜて、拭き掃除する時に使ったり、カーテンやソファ等のファブリックにスプレーで吹きかけたり。
アロマポットなど特別な道具を準備しなくてもいいので、気軽に始められそうです。

②はっきり香らせてリフレッシュ

次に、はっきりと香らせて気分転換するいわゆる香りを楽しむ方法があると言います。

「春の沈丁花や秋の金木犀のようにはっきり香りを届けることで、気分転換できます。
おすすめの方法は、マグカップにお湯を垂らして香りを楽しむこと。ハンカチなどでも代用できます」

マグカップがおすすめなのは、温かいと早く香る為。疲れてる時や乾燥する季節には特に、湯気とともに吸うのも心地好いと言います。

その他、ボウルや洗面器にお湯を張り、精油を垂らして、手首まで浸す手浴(しゅよく)という方法も教えていただきました。

「私は手浴をする際、ボウルに花ふきんをいれておくんですよ。その後に絞って、首の後ろに当てると更に心地好いんです」

そして最後に、その香りが好きだからといって、ずーっとそれだけではなく、メリハリ、リズムをもつことが大切だと言います。

「香水や柔軟剤の香りが強い方って、ご本人は気付いてないことも多いと思いませんか。
嗅覚は、センサーなんです。焦げくさい、腐ってるといった危機を判断したら、香りを感じ続けている理由がないので、次に備えます。
だから、ずっと同じ香りをまとってると、どんどん香りが分からなくなってしまうんです。

一定時間使ったら換気したり、別の香りにしたり。その時々の体調リズムにあわせて使い分けるのがおすすめです」

選び方にも使い方にも、共通してリズムやメリハリが大切なのだということが分かりました。

ただ、精油って容器は小さいけれど、1~2滴垂らせば十分なことが多いため意外と長持ちします。
せっかく購入したのだから、1シーズンと言わず長く使いたいもの。例えば、夏におすすめのハッカの精油。これは夏しか使えないのでしょうか。

季節ごとの活用方法

「小豆をゆでるときに、砂糖だけじゃなく塩をちょっといれたりするでしょう。
同じように、主役として使うのか、隠し味として使うのか、季節によってそれぞれの役割も変わります。
同じ精油でもオールシーズン役割を変えながら楽しめるんです」

清涼感あふれるハッカも、夏場だけでなくそれぞれの季節に合わせて幅広い楽しみ方ができると言います。

<主役となる春夏の活用術>

主役として使われることが多い夏には、まずは暑さ対策として。

「お風呂に少し垂らしたり、水に精油を垂らして布を浸し、クールダウンしたい場所をふき取るのもおすすめです。
私は、お手製のリンスに加えて清涼感を楽しんでいます。夏のお風呂は暑いので、スーッとするのが気持ちいいんです」

水を無香料の消毒液などに変えてつくると、虫除け用の足ふきシートとしても活躍します。
掃除スプレーとして水に少し混ぜて使えば、芳香浴にもなります。

<引き立て役となる秋冬の活用術>

ハッカというと夏のイメージですが、じつは秋冬にも引き立て役や気分転換として活躍します。

「例えば、秋冬に活躍するヒノキなどの樹木精油に少しだけ加えることで、木の香りの独特なえぐみが、落ち着きます。
我が家では、衣類や布団など、布ものを仕舞うクローゼットに使うことが多いです。

また、お湯を入れたマグカップに1滴垂らし、目を閉じて香りの湯気を鼻からゆっくり吸いこみます。風邪のひき始め、花粉の時期など鼻づまりが気になる時にスッキリします。
仕事や勉強がはかどらないときに集中力を取り戻す気分転換にも便利です」

今回はハッカを例に取り上げましたが、それぞれの精油のおすすめの活用方法は商品ページでご覧いただけます。

クスノキ
ハッカ
ヒノキ
ヒバ
ブンタン
ユズ

自然のリズムにあわせて精油を選び楽しむ。
そんなコツが分かっていれば、こうしなくてはいけないというレシピではなく、応用を利かせて自分で楽しめるように思います。
ハッカを手始めに、次はこれからの季節に活躍しそうな樹木精油を取り入れてみたいと思います。

<関連特集>

写真:奥山晴日
文:上田恵理子

【季節の手ざわり】涼を感じる、縁側時間

こんにちは。中川政七商店ラヂオの時間です。

中川政七商店ラヂオ「季節の手ざわり」は、月に一度、季節ごとの風習や、暮らしに取り入れたい日本の文化についてお届けしています。
小さな音色や先人の声に耳を澄まし、暮らしを整える、そんな時間をご一緒できればと思います。

さて、文月、夏の盛りを迎える時期ですね。
今回は先人たちから受け継いできた、涼をとる知恵をご紹介していきます。のんびりと縁側に腰掛けるイメージでごいっしょしませんか。


ナビゲーター:クリス智子
ハワイ生まれ。大学卒業時に、東京のFMラジオ局 J-WAVE でナビゲーターデビュー。現在は、同局「GOOD NEIGHBORS」(月曜〜木曜13:00〜16:00)を担当。ラジオのパーソナリティのほか、MC、ナレーション、トークイベント出演、また、エッセイ執筆、朗読、音楽、作詞なども行う。得意とするのは、暮らし、デザイン、アートの分野。幼少期より触れてきたアンティークから、最先端のデザインまで興味をもち、生活そのもの、居心地のいい空間にこだわりを持つ。ラジオにおいても、居心地、耳心地の良い時間はもちろん、その中で、常に新しいことへの探究心を共有できる場づくりを心がける。


プラットフォーム

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涼を取り入れる、日本の暮らしの道具

①暑い夏も小粋に乗り切る、あおぐ道具

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② 暑い日だからこそおいしい、夏の味「氷出しで冷やし煎茶」

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③暑い日だからこそおいしい、夏の味「そうめん」

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④夏と上手に付き合う、くつろぎの道具

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⑤夏の風情を愉しむ、日本の手花火

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お便りを募集しています

番組内でご紹介させていただく、リスナーの皆さまからの投稿を募集しています。
「わたしの心地好い暮らしをつくる道具」をテーマに、お気に入りのアイテムや、しつらいの風景、意外な使いかたなど、皆さまの暮らしの中のこだわりや想いをお聞かせください。


次回「季節の手ざわり」は、8月19日(金)配信を予定しています。

「中川政七商店ラヂオ」では、別番組「工芸うんちく旅」も配信中です。
こちらは、工芸好き男子二人が日本全国の工芸産地を訪ね知った工芸のうんちくを語る番組。
次回は8月5日(金)配信予定です。

お楽しみに。

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【工芸うんちく旅】 福井県鯖江市「越前漆器」

こんにちは。
中川政七商店ラヂオのお時間です。

今日から始まる新番組「工芸うんちく旅」。
工芸好き男子ふたりが、日本の工芸産地をめぐり、職人さんや地元の方々から聞いてきたうんちくや小ネタ、地域の風習、食文化などを紹介する番組です。

普段はあまり記事にはならない、でも、それを知ることでより工芸が好きになる、いわゆる「B面」的な工芸のうんちくや小ネタたち。それらは実際に現地に赴き、お話を伺う中で、ポロポロと溢れ出てきます。

中川政七商店の高倉泰と編集者の引地海が採取してきた、そんな情報たちを、クイズや職人さんの音声なども交えながら紹介していきます。

Vol.01 福井県鯖江市/越前漆器

<前編(7/1公開)>

<後編(7/8公開)>

記念すべき第一回の舞台は福井県鯖江市。
鯖江市といえば隣接する越前市と越前町とあわせて、「工芸の街」として有名です。
越前漆器をはじめ越前和紙、越前打刃物、越前箪笥など数多くの伝統工芸品に加え、メガネの生産も盛んで、国産メガネの約9割がこの鯖江市でつくられていると言います。

今回は、そんなものづくりの街、鯖江市で200年以上前に創業した越前漆器の老舗、漆琳堂8代目の内田徹さんを訪ねました。

越前漆器の話はもちろん、その成り立ち、鯖江市の歴史、食文化から漆塗り体験まで!
今回の旅を通して、工芸好き男子ふたりが印象的だったうんちくを語り尽くします。


ナビゲータープロフィール

高倉泰(たかくらたいら)

中川政七商店による産地支援事業「合同展示会 大日本市」のディレクター・バイヤー。
大学卒業後、店舗デザイン・設計の会社を経て、2014年に中川政七商店に入社。日本各地のつくり手と共に展示会やイベントを開催し、商品の仕入れ・販売・プロモーションに携わる。
古いものや世界の民芸品が好きで、ならまちで築150年の古民家を改築し、 妻と2人の子どもと暮らす。山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。ほとけ部主催。
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引地海(ひきじかい)

Pomalo 株式会社 クリエイティブ・ディレクター。大学卒業後、広告代理店を経てフリーの編集者に。雑誌やWEBサイト、イベントの企画・制作・プロデュースを手がけ、2019年よりコンテンツ・エンジニアリング・カンパニー Pomalo(ポマーロ)に参加。11歳から17歳までをアメリカ・サンディエゴで過ごした帰国子女。2児のパパで、趣味はお弁当づくりとキャンプ。


自己紹介エピソードも配信しています


プラットフォーム

ラヂオは7つのプラットフォームで配信しています。
お好きなプラットホームからお楽しみください。

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・Voicy (前編後編
・Amazon Music (前編後編
・Castbox (前編後編
・YouTube (前編後編

製造風景

番組内で話していた漆器のものづくりの様子を、ダイジェスト映像でお届けします。
実際には数えきれない程の工程を経てつくられているので、ここでお見せするのは、ほんの一部ですが、少しでもお届けできれば幸いです。

<関連記事>
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プレゼントキャンペーン

食洗機で洗うこともできる、漆琳堂さんの 「朱色の朝倉椀」を1名様にプレゼント!
中川政七商店で取り扱っている商品とは形が若干異なり、一乗谷の朝倉氏遺跡から出土した漆器のお椀と同じ形状にして、「朝倉椀」と名付けた美しい漆椀です。

<応募方法>
twitterもしくはInstagramにて、ご応募ください。

【実施期間】
2022年7月1日(金)~7月18日(月)

【応募方法】
twitterの場合
①「@nakagawamasa7」をフォロー
②「#工芸うんちく旅」をつけて番組の感想を添えてツイート
でご応募完了です。
(すでにアカウントをフォローいただいている方も、ご応募可能です)

Instagramの場合
①「@nakagawamasa7」をフォロー
対象の投稿に番組の感想をコメント
でご応募完了です。
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【結果発表】
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職人さんへの質問募集

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時期によって募集中の工芸は異なります。
番組のご感想もお待ちしております。

次回予告

次回の配信は、8/5(金)。大阪府堺市の「注染手ぬぐい」の染めものの現場を訪ねます。
お楽しみに。

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